読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
母から冷遇され笑顔を失った淑葉の慰めは、亡き母に教えられた書法に親しむこと。しかし、その能書の才さえも継母によって奪われてしまう……。そんな絶望の淵に沈む淑葉の元へ突然、皇兄・夕遼との政略結婚の命が下る。しかし、真に望まれていたのは淑葉の妹・香蝶ということが分かり!? すれ違う二人を繋ぎ、想いを伝えるのは、笑わぬ花嫁の筆ひとつ…! 婚儀から始まる中華麗麗恋物語。
甘く切なく……「書」をめぐる中華後宮ミステリー!(裏表紙より)
継母に冷遇されていた淑葉。皇兄と結婚するも、彼が本来望んだのは能筆家で有名な妹だった。半年たったら離縁すると宣言されてしまう淑葉だったが、書を通じて夕遼が本当のことを知るようになり、結婚を続行することにする。という第1話から、淑葉が本来の書の能力を取り戻すまでの第2話。身ごもった妃の一人の不義密通の疑いを晴らす第3話が一緒になった一冊。
筆跡を確かめて疑いを晴らすのはまさに捜査という感じで、面白く読みました。操作中にいちゃいちゃするのは、こらこら君たち時と場所を考えなさいという感じでしたが……笑
皇帝陛下が有能ゆえの歪んだ性質と諦観を持っている人のようなのでだいぶ気になります。この人かなり残酷だよなあ。
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