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読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
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ガーデン・オブ・フェアリーテイル: 造園家と緑を枯らす少女 (集英社オレンジ文庫)
花や草木を枯らす呪われた手を持つ撫子。父の死後、知らぬ間に自分が結婚していたことを知る。夫だという花織を訪ねると「――庭と妖精のこと、承ります」という怪しげな看板を掲げ、人里離れた土地に暮らしていた。本業は造園家だが、昔から妖精の呪いに纏わる厄介事を解決しているという……。謎が謎を呼ぶ美しき庭園で、撫子を待っていた衝撃の真実とは――!?
呪いと恋、そして"想い"が紡ぐ——幻想ミステリー(裏表紙より)

内容紹介から日常の謎ものを想像していたら全然そんなことはなく、現代が舞台のばりばりのファンタジーだったのでびっくりしました。東堂さんらしい主人公やヒーローの造形だったなあと思います。少し残酷でひりついた心を持った人たち。
妖精と関わった家系ゆえに、緑を枯らす呪われた手を持つ撫子。同じくとある呪いを受けている花織。戸籍上は夫婦となっているけれど、花織は撫子を拒絶する。緑を枯らしてしまうがゆえに緑や庭を愛する撫子は、それらを愛し愛される花織と関係を築こうとする。
蓮之助周りの事情はちょっとひどいような気もするんですが、これも辻家の血かなあ……と思ってしまった。だからこそ妖精に愛されたし彼らを愛するんだろうと思うと、血や因果は巡るんだろうと思う。
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