「みやび」と「モダン」が無理なく同居する明治宮殿。NHKドラマ「坂の上の雲」の宮廷シーンの時代考証を担当した著者が、明治宮殿の十二ヶ月を絢爛豪華な「宮廷絵巻」として軽やかな筆致で再現。ツイッター感覚で和歌を詠む天皇陛下、姉さん女房の皇后、女官、侍従職出仕まで、息遣いを伝えてくれる。 解説・池田理代子(裏表紙より)
明治時代、天皇と皇后とその世話をする者たちの十二ヶ月をまとめた一冊。どういう行事があって、お仕えする者たちはこう動いて、両陛下はこんな風なスケジュールで……というものがわかって、本当に独特な世界で魅力的だなあと思いました。異世界のようだけれどこの国のことなんだよねえ。
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