読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
高校二年生のせとかは告白するも玉砕、を12回繰り返している。そんなせとかに突然のモテ期到来。他校の先輩や初恋相手だった医者、果ては先生まで!? そして血の繋がらない兄にも独占欲を示されて……。
十代女子向けラブコメ映画。
その前後に読んでいた本が女性の立場を考えるようなものだったので、この作品を見ながらものすごい渋い顔になっていたと思う。
すごく違和感があったのがS系を自称する登場人物の発言で、「女の子を落とすのはゲーム」「他の女の子は理解してくれなったけれどせとかは違う。僕を受け入れてくれる」というこの台詞に、ほんっっっっっっとーに! それはだめだろ!!!!!! 絶叫しました。それは理解しなかった女の子の方が正しいよ! せとかはなんでほやほや笑ってるだけなんだ!? とがくがく揺さぶってやりたい気持ちになりました。S系とか罵りとか、それ言葉の暴力だからね? 笑っちゃだめなんだよ!
そういう価値観の中で進むお話なので、せとかはずっと男性陣に振り回されっぱなしです。土屋さんの演技が素晴らしい……と言っていいのかわかりませんが、せとかは考えの足りない子なんだなあという演技はお見事でした。
十代の女の子はこういうのにきゅんきゅんするのかなあ……ともやもやしながらの鑑賞でした。
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