読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
すみっコを好むキャラクターたちは、ある日お気に入りの喫茶店の地下で不思議な絵本を見つける。すると突然大きな壁に飲み込まれてしまい、気付けば絵本の中に! そこへ現れたのは迷子の子。お家と仲間を探すために、すみっコたちが冒険を繰り広げる。
すごく……癒されました……ほわほわした。
手でもぎゅもぎゅっとしたりなでなでしたい、キャラクターの質感がすごくよかった。
お話自体はツッコミなんて野暮だよ! という想定で進むんですが、シンプルながらも最後に深いネタを仕込んでくるところが実にうまいと思いました。すみっコたちというキャラクター性に隠されているけれど、これは結構残酷な現実だぞ……。
すごく……癒されました……ほわほわした。
手でもぎゅもぎゅっとしたりなでなでしたい、キャラクターの質感がすごくよかった。
お話自体はツッコミなんて野暮だよ! という想定で進むんですが、シンプルながらも最後に深いネタを仕込んでくるところが実にうまいと思いました。すみっコたちというキャラクター性に隠されているけれど、これは結構残酷な現実だぞ……。
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几帳面でイケメンの弁護士・筧史朗と、明るくコミュニケーション能力の高い美容師・矢吹賢二。二人はゲイのカップルで、現在同居中。史朗の作る料理は、家計と身体のことを考えたメニューだ。食生活を主軸に置きながら、恋愛事情、家族・友人関係を描くドラマ。
原作は途中まで読みました。いい雰囲気のドラマで、ちゃんと真摯に作ろうとしている感じがあってよかったなあ。
細かすぎる史朗の性格と、ゆるふわっとした可愛らしい賢二、二人のやりとりと毎日のご飯のことを読むのが楽しいと思っていたんですが、家族や友人など人間関係に踏み込んであったのではらはらしながら読みました。二人ともちゃんとした大人だから、感情的になりすぎずコミュニケーションを取ろうとしているところとか、相手を気遣うところが見ていて心地よかった。リアリティがあるし身近だっていう感覚はこの作品にすごく大事だったと思う。特番も見よう。
義理の兄弟と父を殺したダミアンは、二十年後、義父の会社を継いで金と権力を手にしていた。ついにはアメリカ大統領から英国大使に任命される彼には、ある目論見があった。それは近い将来生まれる、自らと対をなす救世主を殺すこと。そのために救世主が生まれるだろうイギリスに潜伏する必要があったのだ。一方、神父たちもメギドの短剣を手に、悪魔の企みを阻止しようと動き出していた。
ちゃんと話を終わらせたことにまず拍手をしたい。このままずるずるとうやむやにするのかと思っていた。
大人になったダミアンが女性と出会い、という展開は面白かったんですが、結局悪魔ってなんだったんだろうというのが消化不良でした。ただ人を殺せる能力があってそれを使っただけで悪魔なんだろうか。
「オーメン」をいまの感覚で描くとどうなるか気になるのでリメイク版も見てみたい。
乙女ゲームの悪役令嬢・セシリアに転生したアラサーOLの神崎真理子。このままでは処刑ENDまっしぐら! 運命を変えるべく、手始めにカイゼル王子(腹黒)との婚約イベントを失敗させようとするが「貴方のような方は初めてです」と逆に気に入られてしまい!?その後も個性の強い攻略対象者達からの求愛が止まらず……!? 怒涛の逆ハーラブコメ!(裏表紙より)
第4回カクヨムコン特別賞受賞作の書籍化作品。悪役令嬢に転生した元OLが、ヒロインの代わりに逆ハー攻略をしてしまうお話。
ゲームの知識以外は現代知識でチートすることもなく、ヒロインのイベントをかっさらい続けるわけでもなく、誰かと協力して自分の願いを達成するわけでもなく……。まるでアプリの乙女ゲームシナリオを淡々と読んでいるような感じだったんですが、最後の最後で、ああ、主人公がセシリアだったからかと腑に落ちました。
「僕」は夏の暑い日、車の中に閉じ込められていたところを、少年イーサンに助けられる。そのときから一生イーサンの側にいることを誓った僕は、ベイリーという名前をもらい、いつも一緒に過ごしていた。けれど犬の寿命は短い。どうやったら一緒にいられるだろう? そんな僕に起きた奇跡とは、別の犬として生まれ変わること。そのときそのときの飼い主に寄り添う僕にさらなる奇跡が訪れて……。
犬が可愛くてかわいそうで可愛くて切ない。犬が死んでしまうシーンはきっとたくさんの人が涙したんだろうなあと思いました。犬が転生して、もう一度飼い主に会いに来るってロマンですよね。犬や猫を愛した人たちはそんな奇跡のような出来事が起こらないか密かに願っているんじゃなかろうかなんてことも考えました。
ベイリーが喋る裏側で人間が会話しているの、リアルに感じられておかしみがあった。微細はわからなくても感じ取っているんだなあと思って。
とある田舎町に都会から転校生がやってきた。しかしある日不幸な死を遂げてしまう。直前まで彼女とともにいたクラスメートの四人は、犯人の顔を見ているはずが思い出すことができず、捜査は一向に進まなかった。娘を失った母親は余人を呼び出し「あなたたちを絶対に許さない。一生をかけて償え」と言い放つ。それから十五年後、その呪縛は思わぬ形で四人に襲いかかる。
原作は読了済。原作の内容を知っていながら、先が予測できないものすごく不気味なお話だなあと思いました。面白かった。
特に第一話の威力がすごかった。これだけなんだか毛色が違ったような気がするし、画面全体のトーンやライティングが普通とは違っていて見ていて「なんかすごく嫌だ」と感じる。上手いこと作ってあるよ本当に……。
最終話はなんとも後味が悪くて、誰も救われないというもやもや感がめずらしかったように思いました。
老舗製菓会社に勤めること葉は、腰掛けであったはずが広報に異動させられ、社長のスピーチ原稿を決めるコンペに参加させられることになる。密かに思っていた幼なじみの結婚を見届けることになったこと葉は、その席で伝説のスピーチライターと呼ばれる久美のスピーチに感動し、彼女に教えを請うと決めるが……。
原作は未読。ネット上で結構宣伝を見ていたから、てっきり結婚式周りやそういうおめでたいことに関するスピーチの話ばかりだと思い込んでいたんですが、選挙が絡んできて想像とだいぶと違い方向に話が進んでおおと思いました。
こと葉役の女優さん、かわいいなあ。言葉を重んじる役がすごく似合っているように思いました。
最後の最後でえー!? いつどうしてそうなったの!? というびっくりな結末になっていたので、めちゃくちゃ気になる。原作に書いてあるのかなあ。