忍者ブログ
読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
[126]  [127]  [128]  [129]  [130]  [131]  [132]  [133]  [134]  [135]  [136
【Amazon.co.jp 限定】JKハルは異世界で娼婦になったsummer (ハヤカワ文庫JA)
『JKハルは異世界で娼婦になった』本篇後も、ハルたちの異世界ライフは続いていた――転送前の出来事を千葉視点から綴った前日譚「いつかヒーローみたいに君のこと救いたかった」、娼館に下着泥棒現る!? 「夜想の青猫亭殺人事件」、最強の冒険者の仲間イーゴとシスター・キヨリの物語「泥河は低く流れて」、ハルのその後とルぺの選択を描く「mom」等を収録。JKハルのキャラクターに再会できる、待望のシリーズ短篇集。(裏表紙より)

続きを早くくれえええええええええ!!!!!!!
世界が変わった、みたいだ、という感慨でほろりと来ていたら、すんごい爆弾を落とされてちょっと、ちょっと何、ハル、何やったの!? いややったんだろうけど!!
魔王の城に乗り込んだハルたちが何を果たして、周りはどうしたのかっていう話も気になるし、続き読みたい。めっちゃ読みたい。
この短編集を読んで、いろいろと登場人物たちの印象が変わりました。特に千葉、彼はただの当て馬的な偽勇者で、正直邪魔だなーというか、道化だよなって見方をしていたんですが、もしかしたら勇者っていうのは男女揃ってないとだめなのかもなと千葉視点の話を読んで思ったりなどして。いやでもやっぱり千葉はだいぶと勘違い男だけど。
はあ、面白かった。短編一本読みたびに「はあ……面白……!」とため息をついてしまった。苦手じゃなければおすすめしたいけど、だいぶとネタがあれでそれなので……今回は最後の「続・いつかヒーローみたいに君のこと救いたかった」に登場するとある動物の名前がな……最後の最後でど下品でぶっ飛んでしまった(と言いつつ半笑いで読みました)。
PR
不本意ですが、異世界で救世主はじめました。 (ベリーズ文庫)
新米植物研究員のまゆこは、突如現れた穴に呑み込まれ…目が覚めるとそこは異世界だった!? 戸惑うまゆこの前に現れたのは見目麗しい公爵・ジリアン。国王を決める闘技に勝つためにまゆこを呼び寄せたものの、なんと人違いだったというのだ。「この国を守ってくれ」――望まれたわけでもないけれど、なりゆきで公爵様を助ける羽目になってしまい…!?(Amazonより)

不本意、だったか? 救世主っぽくはあったラストシーンだったけれどタイトルに冠するほどか……? と考え込んでしまいましたが、さくっと読めて楽しかった。異世界召喚ものというともっと大きい規模のものを考えてしまうんですが、お話がまゆことジリアンからほぼ動かないから登場人物もさほど多くなく、シンプルなお話でまとめられていました。
まゆこの力の謎とか、カーライルは結局どうなったとか、いろいろ気になるんですが、行くか別れるかの瀬戸際に速攻でメッセージを打つところは、現代っぽく、かつドラマチックなシーンでどきどきしました。
女王と海賊の披露宴-海賊と女王の航宙記 (C★NOVELS (か1-75))
「結婚式をやらないか」と突然言い出したケリーに、ジャスミンとダイアナはパニック状態。ジンジャーのためという説明に一旦騒ぎは鎮静化するも、無駄に顔の広い大型怪獣夫婦の披露宴に集まる面々が、当然のごとく普通の客であるはずもなく……。
さらに後日。ケリーは連れ添ってもうすぐ金婚式になろうかという愛妻(!)に「結婚式の後は新婚旅行だよな」と言い出した。ケリーのらしからぬ爆弾発言という事件は、さらに本当の“事件”にまで二人を導く。怪獣夫婦プラス一隻の新たなる冒険とは——。(裏表紙より)

「女王と海賊の披露宴」「女王と海賊の新婚旅行」の二本立て。
披露宴の方には金銀黒天使に元暗殺者二人組も登場しますが、あくまで脇役。ケリーとジャスミンが昔なじみと交流を温める話ですが、やっぱり見所はドレスで巨大ライフルを撃つジャスミンだと思いました。
新婚旅行は最後の最後でいつもの怪獣夫婦。指輪を「殴りやすい」 基準で着けるジャスミンがかっこかわいい。素敵。
最後の最後で天使の話題を振っていったので、次に出るとしたら天使シリーズかなあ。
大学生のダニーは追い詰められていた。精神疾患を持つ妹が不穏なメッセージを寄越してきたからだ。その不安は的中し、妹は両親と無理心中し、ダニーは病んでいく。そんな彼女の振り回されていると感じ、別れを考えていた恋人のクリスチャンは、友人のマーク、ジョシュとともに、同じく友人のペレの故郷、ホルガの祝祭に招待されていた。なしくずしにダニーもホルガ行きに参加するが、そこで行われていたのは……。

公開中なので続きから。



あなたの番です[DVD-BOX]
マンションに引っ越して来た手塚翔太と菜奈夫妻。ある日菜奈は、マンションの住民会でふとしたことから「交換殺人ゲーム」をすることになった。誰にでも一人は殺したい人間がいる、その名前を記した紙を全員でくじのようにひく。他愛ないゲームでしかなかったはずが、管理人の死をきっかけに、次々と殺人が起こり始める。果たしては犯人は誰か。

毎回誰か死ぬ。誰が犯人なのかなーと思いながら見ていましたが、そう来たかーという感じ。でも情報の開示が遅くて推理させるものじゃなくて、はらはらしながら見るやつなんだなと思いました。毎回はらはらさせられて面白かったです。
もうみんな怪しくてどこか壊れていて、その中でまっすぐでピュアな翔太くんが眩しくて、でも怪しくて、と疑心暗鬼に陥る自分が嫌になったりなどしましたが、ぶっ飛んで怖かったのは尾野ちゃんです。最初から普通なところが見られなくて、何をしでかすんだろうと常に怖かった。翔太くんから二階堂くんへ対象が映ったとき、ウェハースを渡すところから始まったときは「あ、そういう……」と何を繰り返してきたのかわかってぞわぞわしました。
ヒットマン(完全無修正版) [DVD]
極秘裏に暗殺者を養成しては各国に派遣する組織、そこに所属する凄腕の殺し屋・エージェント47は、その日もターゲットを仕留めた。任務終了と思いきや、ターゲットは生きており、しかも反抗の現場を娼婦ニカに目撃されてしまう。ニカを始末しようとするも、47は彼女に何かを感じ取り、情報を得るために生かすことにするが……。

ゲームはちょっとだけ知っている、という状態で見ましたが、47役の俳優さん、めちゃくちゃいいですね。はまってますね。
成功したはずのミッションが完了にならず、というところから始まる殺し屋もの、王道を突っ走っていて安心して見ていられました。あとやっぱり登場人物がかっこいいなあ。現実に寄せたキャラクター造形ってリアルにすればするほど陳腐なときがあると思うんですが、これはぴったりな感じがしてよかった。
「龍の歯医者」 Blu-ray 通常版
龍の力を借り。龍を守護する「龍の歯医者」を置く龍の国。龍の歯医者である野ノ子は、ある日龍の歯から敵国の少年兵ベルを救い出す。敵国の人間、しかも凶兆で生き返った人間であるベルは、見習い歯医者として野ノ子の弟子となった。しかし様々な思惑が絡み、野ノ子とベルは龍や国が脅かされる事件に巻き込まれていくことに……。

龍の守護をするのが「歯医者」で、龍を脅かすのが「虫歯菌」という独独特な世界観で、和風の国と洋風の国の異なりや人々を描く作品。映像の美しさや描き方はスタジオカラーの作品だなあという感じで、とても味があっておしゃれ。ストーリーも含みがあって、説明しきらないところがこのアニメと合っているなあ、などと思って見てました。
「龍の歯医者」たるには龍の存在が必要不可欠で、みたいな、すべてのものが相手を支えて、またそれを誰かが支えて、みたいな循環が面白いよなあ。
グランド・ブダペスト・ホテル [AmazonDVDコレクション]
ヨーロッパ最高峰と謳われたグランド・ブダペスト・ホテル。名高きコンシェルジュ・グスダヴを目当てに大勢の富豪が集まっていた1932年。とある資産家・マダムDが死去し、グスタヴとベルボーイのゼロはマダムの屋敷に向かう。そこでグスタヴはマダムからの遺産を譲り受けるが、これがきっかけでマダム殺害の容疑で逮捕されることになってしまった。

ユーモアと風刺の効いたコメディ作品。色彩や構図が華やかで、こういう美的な作品でコメディなのは見ていて心踊ります。荒唐無稽な展開につい笑ってしまった。皮肉ったような色々がまた味があって好きだ。また建物や室内に土地柄が表れていてとてもいい。戦争の気配を感じつつも、豊かになった人たちが楽しそうに生きて、それにまつわる事件に巻き込まれるなんて、時代の良さを描いている気がしてちょっとほっこりする。
シンデレラ姉と魔法使い ハッピーエンド以外は認めません! (一迅社文庫アイリス)
そうして、シンデレラは王子様と幸せになり、意地悪な義姉は罰を受けて死んでしまいました。めでたし、めでたし――。
ある日、魔法使いの青年フィンと出会った伯爵家の次女デイジーが知ったのは、物語の悪役のような一年後の未来だった。彼女の死はフィンの魔法のせいで、彼は悲惨な未来を回避しようと、同じ一年を繰り返しているというのだけれど……。原因が妹に無関心だったせいって、意味不明すぎる!? でも、妹と仲良くすることで未来が変わるなら、まずは妹の生態調査に行ってきます!
運命を覆すために奮闘する姉と魔法使いのラブファンタジー!(裏表紙より)

シンデレラに無関心だったがために、魔法の影響で死んでしまった二番目の姉デイジー。だがその魔法を使った魔法使いフィンの「逆行」の魔法により、フィンはデイジーが死なない未来のために同じ一年を繰り返していた。そして六回目、デイジーはわずかながら前回の記憶を持ち、フィンと協力して魔法から抜け出す術を模索する。
童話モチーフにループもの。ぎっしり詰まった活字にうっとりしながらも読みました。読み応えがあって面白かったです。デイジーのしっかりさと可愛らしさが突き抜けていました。その分エラと王子は若干だめな人たちでしたが……。
黒湖さんの作品、これが初読みなんですが私の感覚的な問題だろうけれど「」書きの後に()で心の声が続くの、ずっとなので読みづらかった……。
東京すみっこごはん (光文社文庫)
商店街の脇道に佇む古ぼけた一軒屋は、年齢も職業も異なる人々が集い、手作りの料理を共に食べる“共同台所”だった。イジメに悩む女子高生、婚活に励むOL、人生を見失ったタイ人、妻への秘密を抱えたアラ還。ワケありの人々が巻き起こすドラマを通して明らかになる“すみっこごはん”の秘密とは!? 美味しい家庭料理と人々の温かな交流が心をときほぐす連作小説!(裏表紙より)

とある一軒家で、レシピノートに記載されたものをくじ引きで選ばれた人が作る共同台所めいた場所「すみっこごはん」。いじめられている女子高生がその場所を見つけるところから始まり、みんなが彼女を見つける話で終わる、温かな連作短編集。
なんですが、これ、楓の問題が解決しきっていないのがめちゃくちゃ気になるなあ。拠り所を見つけた彼女は強くなったかもしれないけれど、問題が残ったままなのはちょっと。続きで読めるのかなあ?
Profile
Author:月子
読んだものやら見たものやらの記録
Search
Calender
05 2025/06 07
S M T W T F S
13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30
Archive
Shopping
Analyzer
Counter
忍者ブログ [PR]