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読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
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鳥籠巫女と聖剣の騎士 ミミズクと夜の王 (電撃文庫)
この国には伝説がある。それは何百年も昔から、国の象徴とされてきた聖剣の伝説だ。聖剣に選ばれた騎士は『聖騎士』と呼ばれ、特別な力と戦いの生を得るという──。由緒ある騎士の家系、マクバーレン家の末子アン・デュークは、二人の兄と違い剣を握ることを恐れていた。ある時、彼は新たに剣の巫女となったオリエッタと出逢う。『電撃文庫MAGAZINE Vol.17 2011年1月号』に掲載された、『ミミズクと夜の王』『毒吐姫と星の石』のスピンオフ短編が電子書籍で登場!(Amazonより)

雑誌掲載の短編。『ミミズクと夜の王』に登場する、聖騎士アン・デュークと剣の巫女オリエッタの話。アンディがどのように聖剣を手にし、オリエッタと出会って心を通わせたかという物語です。
ただじゃいかない出会い方をしたんだろうなあと思っていたんですが、ものすごくドラマティックで、完全に少女小説でしたね。こういう、心や感情を揺らすシリアスでまっすぐなお話、大好きです。
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【電子オリジナル短編集】舞姫恋風伝~三花抄~ (ルルル文庫)
陰謀うずまく王宮に花咲く、舞姫と親王殿下の恋物語!

貧しい村から売られてきた愛鈴は、帝のために舞う妓女見習い。月の輝く夜、親王殿下である慧俊に出会い、互いに惹かれ合うが…!?  陰謀うずまく宮廷で、恋と友情と野心が交錯するドラマチック・ファンタジーとして大人気を博したシリーズの、未収録&未発表ショート番外編3作を、電子オリジナル短編集として配信! 書き下ろしあとがきも収録。カバーイラストは藤間麗先生の描き下ろし!(Amazonより)

電子オリジナル。あとがきいわく、どこにも収録されなかったショートショートをまとめたものだそう。本編のその後の短編三本を収録。
結婚後の主人公たちの甘いお話「ある夜の話」。愛鈴の妹が絡むこれまた甘いお話「妹と姉と夫の評価」。そしてメインカップル三人組が、それぞれ妻組、旦那組にわかれてひとときを過ごすバカップルたちのお話「果てのない話」。
この三本目、どこかで見たことある、と思ったら特装版についていたドラマCDの原案なんですね。確か友人に聞かせてもらった(『舞姫恋風伝』を勧めてくれた人です)。
懐かしくて可愛らしくて、甘々でした。
ジブリの仲間たち (新潮新書)
『風の谷のナウシカ』『もののけ姫』『千と千尋の神隠し』etc…ジブリはなぜ常に予想を超えるヒットを生みだし続けることができたのか。そこには作品の力に加え、プロデューサーである著者と、仲間たちの力があった。「宣伝の本質は仲間を増やすこと」という思想の下、監督と激論を交わし、企業を巻き込み、駆けずりまわり、汗まみれになって体得してきた経験則とは——。秘話満載で綴る、三〇年間の格闘の記録。(裏表紙より)

これまで読んできた鈴木敏夫さんのジブリ関係の本というと、作品とか制作現場の話が多かったように思うんですが、これは鈴木さん自身の仕事、宣伝やプロデュースにかなり筆が割かれています。時代に即して宣伝を変えたり、仲間とどう繋がってきたのかという話があったり、とても面白く読んだ。
個人的にはずっと不思議だったことの理由がわかって納得できました。私は映画の宣伝スポットとか予告を見るのが好きなんですが、ジブリの初期作ってどうも、作品世界とはちょっと違うようなコピーや宣伝ナレーションが入っているような気がしていて。わかりやすいはわかりやすいんだけど、どうしてこう、言い方は悪いんですが「おじさんがファンタジーについてわかりやすく説明している感」があるんだろうと思っていたんですよね。そういう積み重ねでそういう人たちが作ってたからなのかーと思いました。
辺境の獅子は瑠璃色のバラを溺愛する (PASH!ブックス)
事件に巻き込まれ、背中に大怪我をしたサリーシャ。消えない傷跡が残り失意に沈んでいると、強面の辺境伯・セシリオから突然の求婚が!? 寡黙なセシリオに戸惑いつつ、10も歳の離れた彼が覗かせる少年のような表情と、飾らない言葉に惹かれていく。ずっとこの人の傍にいたい。でもこの傷跡を見られたら嫌われてしまう。揺れるサリーシャだが、婚礼の日は次第に近づいてきて…。甘さと切なさの詰まった「小説家になろう」の大人気連載、待望の書籍化!(裏表紙より)

美貌と優しさを持ち、王太子妃の有力候補の一人だった少女。だが彼女に訪れたのは妃に選ばれたなかったことと、刺客の襲撃を受けたことで残ってしまった醜い背中の傷のせいで結婚もままならなくなってしまうという辛い現実だった。
不幸な少女が、強面で不器用な権力者に溺愛されるという王道のお話。この空気感、なんだか読んでいて安心するなあ。大きく逸脱することもないし、いい人はいい人で、悪人は変わらず悪人だからだろうか。
ちょっと気になったのが語句の漢字の開き。「瑠璃色」は漢字で「バラ」はカタカナなのが個人的に違和感でむずむずしました。
ガールズ&パンツァー 最終章 第1話 [DVD]
学園を存続させることができた大洗女子学園。三年生の卒業が迫る中、各組織や部活では代替わりが行われた。あとは卒業を見送るだけ……のはずが、河嶋が留年、改め進学できる大学がないということが騒ぎになる。川嶋の戦車道でのAO入試合格を目指すべく冬季大会に参加することになったみほたちは、隊長に川嶋を据えて一回戦に臨む。

あっこれ続きがいま作られているところなんですね? 続きがなくてびっくりした。うおー続きが気になるー!
先輩のために大会に出場し、新キャラ(初登場の学校)と戦う大洗女子学園。優勝した実績から余裕かと思いきや、そう上手くいくはずもなく。
学校の個性が面白いよなー。みんなこういう女の子がわちゃわちゃしている感じが好きなんだな、と思うなどする。でも若干夢見てないかい?笑
ガールズ&パンツァー 劇場版 [DVD]
優勝を果たした大洗女子学園。これで廃校を免れた、と思った矢先、それが確約ではなかったことが明らかになる。廃校となり、学園を追い出されるみほたちだが、生徒会長が文部科学省担当者の説得を試みたことで、大学選抜チームに勝利すれば廃校を撤回するという条件を引き出す。だがその条件は大洗女子学園には不利すぎるものだった。

劇場版をやるために本編をやったんじゃないか? という、激アツな対戦シーン。思わず見入ってしまいました。めちゃくちゃ面白いなこれ!? 戦車道の真髄というか、楽しさをふんだんに描いているように思いました。手に汗握ったし、最後の最後まで気が抜けなかった。はー面白かった……。
やっぱり仲間たちが集まってくるところから共闘する展開は熱くて、それぞれのチームが力を尽くしつつも、個々のエピソードや絆が描かれているのがとてもすごくよかったです。
ガールズ&パンツァー 1 [DVD]ガールズ&パンツァー 6 (最終巻) [DVD]
西住みほは、大洗女子学園に通う女子高生。この世界では乙女の嗜みとして「戦車道」が存在し、全国大会が催されている。そんな戦車道を履修するよう圧力をかけられたみほは、自身の過去と、友人とクラスメートの思いを受けて、戦車道を始める決意をする。

ガルパンおじさんなる人たちがたくさん出てきたとかなんとか、という知識しかなかった作品、この度履修。
戦争や死とは無縁にしつつも、戦車を操り、集団線を行うという競技で女子高生たちが切磋琢磨する、戦車×青春スポ根という感じでしょうか。行われる試合が戦車を使うだけで、普通の部活ものだなこれ、という印象です。それぞれ個性のある女の子たちが各々チームで自分の役割を果たしていくところは、スポーツものとして熱い。上位校にどんどん認められていく展開も、なんだか微笑ましかったです。
OVA「これが本当のアンツィオ戦です!」は二回戦の内容。ちょっとお祭り感のあるエピソードで楽しかった。
鬼滅の刃 1(完全生産限定版) [DVD]
大正時代。竈門炭治郎は長男として、母と妹たちを守り支えていた。しかしある日、家に戻った炭治郎が目にしたのは、鬼に惨殺された家族とたった一人息のあった妹・禰豆子だった。だが禰豆子は理性を失い、炭治郎に襲いかかる。そこへ現れたのは鬼を倒す剣士。かくして、炭治郎と禰豆子は鬼殺隊として鬼と深く関わっていくことになる。

リアタイ勢から遅れて視聴。めっちゃくちゃ面白かった! 音楽もいいし、炭治郎がすごく頭のいい、立ち回りのうまい子なので安心して見ていられる。かといってチートというわけではなく、眠っている才能が少しずつ開いていっている感じがすごくわくわくする。禰豆子がまた可愛いんだこれが。
コミカルなやりとりが描かれる一方で、ぎくっとするほど残酷なシーンや派手な戦闘シーンも多かったり、頭を使って立ち回りを考える展開も多くて、このバランス感覚が面白さの理由なんだなあと思ったり。
柱たちがみんな若いので、これどんどん脱落者が出るんじゃないか……という恐ろしさを感じつつ、続きが楽しみだ。
ゲーテの恋 ~君に捧ぐ「若きウェルテルの悩み」~ [DVD]
作家志望のゲーテは、創作活動に熱中するあまり博士号の試験に落第し、父親の命令で弁護士実習生として地方都市に追いやられてしまう。しかしそこで出会った美しい娘シャルロッテと恋に落ちる。だが彼女はゲーテではなく別の相手と婚約する……。若き日の文豪ゲーテを描く作品。

実在の人物を基にした作品。どうやら史実とはかなり異なるようですね?(Wiki調べ)
読み継がれる作品を書いた人が、どのように悩み、苦しみ、それを書くに至ったか。芸術家とか作家の生涯を描くと時代背景もあってだいたいどれもそういう話になるなあ、という印象を持ちました。でも多分それは、私が自分の生き方を好きに選べる時代に生きているからであるので……。
しかし作ったものが多くの人に「これはよくわかる」とか「これは自分のことじゃないか?」と受け入れられるのは、いつの時代だって嬉しいものだよな。
ミス・シャーロック/Miss Sherlock [DVD]
外科医で医療ボランティアをしていた和都は、シリアから帰国した直後、恩師の死を目撃する。その事件の捜査には、天才的な頭脳を持ちながら傍若無人な物言いと自分勝手な行動で周囲を振り回す捜査コンサルタントの女性、通称シャーロックが関わっていた。和都は彼女の言動に反発心を覚えるも、共同生活を始めることになり……。

もしシャーロックとワトソンが現代日本で二人とも女性だったら? というドラマ。シャーロックがすごくいいシャーロックでした。自分勝手で強くて天才で、けれど懐に入れたものには弱い。和都が近くにいるのが自然になっていく彼女がすごく微笑ましくて、でも最後の事件ははらはらしました。
一方和都は少々ヒステリー気味で考えが足りない女性になっていて、ちょっと不満だったかも。ちょっと恋愛脳気味なところも、なんだかなという感じがしました。BBCの「SHERLOCK」のジョンには感じなかったんだけど、どうして和都にはいらいらしたんだろうと考えて、スマートじゃないからかな、と思いました。すぐ親密になれるような愛嬌とユーモアが足りないように感じられたのかも。
シャーロックとワトソンが女性なので、あの人もじゃないかな、と思っていたんですが。うん、最初からめっちゃ怪しかったもんね!
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Author:月子
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