読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
大学生のダニーは追い詰められていた。精神疾患を持つ妹が不穏なメッセージを寄越してきたからだ。その不安は的中し、妹は両親と無理心中し、ダニーは病んでいく。そんな彼女の振り回されていると感じ、別れを考えていた恋人のクリスチャンは、友人のマーク、ジョシュとともに、同じく友人のペレの故郷、ホルガの祝祭に招待されていた。なしくずしにダニーもホルガ行きに参加するが、そこで行われていたのは……。
公開中なので続きから。
公開中なので続きから。
話題のやつ、見て来ました。
露悪的で本当に趣味の悪いやつだな!!!!(褒めている)という描写の結集という感じがしました。読み解くのが好きな人はめっちゃ好きだし、宗教とか儀式とかに興味がないしさっぱりわからない、という意見にわかれるのも納得。私はこれ好きな方です。何もかもえぐくてきつい。現代日本人の感覚でいると、あれおかしいのはどっちだ……? と脳みそがやられる。
怖い怖いと言われていますが、本当に心臓にくるシーンというのは少なくて、どちらかというと画として流れているものに「うげ……」と感じたり「うっ……」と来たりする方が多かったです。しかもディレクターズカット版、170分あるんです。洗脳されそうで怖かった。
最後のシーン、私はあれ、ダニーの抵抗からくるものだったんだと思ったんですが、考察を読み漁っているとそうではない感じ……? 周りが共感共感でわーわー慟哭しているのに対して笑っているのは、壊れながらも抵抗を試みて自己を保とうとしているからだと思ったんですよね。でもこれは完璧に自分(以前の自分)が壊れて、新しい自分が表出したってことなのか。うーん奥が深い。
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