読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
遥か太古の昔より地球を守るアスガルドの神々。その王オーディンの息子のソーはなんでも戦いで解決しようとする喧嘩っ早い性格であるために、地球へ追放される。そこで偶然出会った学者のジェーンたちと接するうち、自らを振り返るようになるソー。だが弟のロキはアスガルドの王となるために奸計を巡らせていた。
北欧神話をモチーフにしたマーベル作品の一つ。粗暴な主人公が立派な王となるために成長する物語。
ソーの真っ直ぐすぎておバカなところも愛しいし、ロキの頭がいいのにこじらせまくっているところも愛おしい。正反対の二人がなんかすごく見ていて楽しいんですよね。
ヒロインとの恋はすごくありがちなんだけれど、ラストがよかったなあ。こういう感じで高みから、遠く離れた愛する人を見守る神様って性癖に刺さる。
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趣味の百合を育てて品評会に出すという道楽などで、家族から見放されたアール・ストーン。90歳になって農場を差し押さえられ、行く宛のなかった彼は、偶然、運転するだけで稼げるという仕事を紹介される。しかしそれはメキシコ犯罪組織によるドラッグの運び屋という仕事だった。
「グラン・トリノ」が痺れるほどかっこよかったので、つい映画館まで見に行ってしまいました。「グラン・トリノ」ほど痺れる感じではありませんでしたが、人物の描き方やちょっとしたエピソードが非常にうまくて唸りました。
90歳の麻薬の運び屋となったアールが、ちょっと古い人間ながらも非常に人間味溢れていて、犯罪者たちをたらしていくのは、きっと彼の生き様が自由だからなんだろうなあ。こう生きたかったけれど生きられなかった人たちばかりがアールの奔放さに魅了されていくのは、一方でちょっと寂しい。
こういう結末になったのはきっとアールが歳だからで、もう何も失うものはないと思ったんだろうなあ……。孫も結婚したしな……。
哀愁漂ういい映画でした。面白かった。
クリー人のヴァースは、司令官に指導を受けながら戦士としてスクラル人たちと戦っていた。しかし囚われたことをきっかけに失われた記憶の一部が蘇り、偶然地球に不時着したことによって、クリー人とスクラル人、そして地球の関わりと自らの過去を知ることになり……。
めっっっっっっっちゃくちゃかっこいい女性ヒーローでした。こういうタフなヒロインすごく好き! かっこいい!
過去を持たないまま戦い続ける戦士の一人だったヴァースが、失った家族や友人を取り戻し、自らの力で立ち上がって戦うラストに向けての流れが本当に熱い! こんなに美人でイケメンなんて惚れるしかない。
若き頃のフューリーのもめちゃくちゃ面白かったですが、四次元キューブ! ここでか! と「アベンジャーズ」につながる諸々がちりばめられていてできる範囲で予習しておいて本当によかった。あと猫ちゃんかわいいよ猫ちゃん。正体はアレだけど……笑
めっっっっっっっちゃくちゃかっこいい女性ヒーローでした。こういうタフなヒロインすごく好き! かっこいい!
過去を持たないまま戦い続ける戦士の一人だったヴァースが、失った家族や友人を取り戻し、自らの力で立ち上がって戦うラストに向けての流れが本当に熱い! こんなに美人でイケメンなんて惚れるしかない。
若き頃のフューリーのもめちゃくちゃ面白かったですが、四次元キューブ! ここでか! と「アベンジャーズ」につながる諸々がちりばめられていてできる範囲で予習しておいて本当によかった。あと猫ちゃんかわいいよ猫ちゃん。正体はアレだけど……笑
ポーラは魔法街を訪れた。イヴンに飲ませる惚れ薬を買いに行くという、国王や王妃が聞いたら悲鳴をあげそうな目的のために……。シェラはまだ暗いうちから朝食の準備をして、洗濯をし掃除を行ない、刺客の撃退もする。平和な日常の裏で殺伐とした事件が繰り広げられる、いつものコーラル城を描いた外伝。(裏表紙より)
途中で気づいたんですが再読でした。ノベルス版で読んだんでした。
ポーラとアランナの休日とその裏で起こったどたばたな事件を描く「ポーラの休日」
婚礼衣装で駆けつけた戦場の夜、賭け事に興じる掌編「王と王妃の新婚事情」
リィが留守した一日にシェラが遭遇した一連の事件「シェラの日常」
どれもたいへんデル戦らしくて面白かったです。相変わらずみんないろんな方向にチートだなあ。本編の大きな流れを読んでいるのも楽しかったんですが、こうして隙間に起こった事件を読むのもすごく楽しい。
“仮花嫁”の人気キャラクターたちのその後を描いたスペシャル短編集! フェルとクロウの記念すべき出会い……あの殺伐初夜をやり直し!? だけど勘違いフェルがとんでもない騒動を巻き起こす!! さらに、クロウの兄ジルフォード帝【崩御】の裏に隠された真相が明らかに!? 貧乏ド庶民はやがて皇妃となり、夫婦の絆は永遠に続く——涙と笑いのファン必読の1冊です♪
応援多謝!長らくのご愛顧に応えてアンコール登場!(裏表紙より)
フェルとクロウの初夜話「すべては恋のから騒ぎ」
ユアンとパールの約束の話「南の洋に陽は沈み」
クロウがとある庭師との過去を述懐する「花の庭」
ジルフォードとミゼルカの恋の行方を描く「春の祈り」
未来へ進むフェルたちの小さなお話「冬の証」
以上その後の話ばかりを集めた短編集。
もう初夜の話がおかしくておかしくて。巻き込まれた人たちはたまったものじゃないなあと思いながらめっちゃ笑いました。セタンタ陛下が意外と可愛い笑 ジルフォードと一緒になるとこの人もギャグキャラになるなあ。
クロウがでれでれの子煩悩になったのが楽しかったですし、ジルフォードとミゼルカもなんかすごくきつい展開がありつつもちゃんと一緒になれてよかった。
最後まで楽しかった! ありがとうございました!
無事クロウと離婚したフェルは、孤児院に戻っていた。変わったことといえば、商路建設に関わる職に就き、お給金が(だいぶ)上がったこと。彼とはド庶民と皇子様。二度と会うこともない……と思ってたのに、出張先の異国でまさかの再会——!?「残念。逃げる獲物は追いかけて押さえ込むのが趣味なんだ」鬼畜皇子が我慢の限界!? 離婚ラブコメ、涙と笑いの最終巻!
ド庶民と皇子様が、ついに結婚——!! 注・今度は(仮)じゃありません。(裏表紙より)
本編最終巻! 結婚おめでとう!
第1巻のどたばたラブコメ的展開に戻ってきた最終巻、とても楽しかったです。フェルがフェルとして毎日を生きていて、そこへクロウが迎えに来るっていう展開が胸熱すぎて震えました。本当に「国をどうした」ってシーンなんですけど、ハッピーすぎる展開にもうどうでもよくなりました。これは伝説になるわ。
最後の最後でジルフォードがどうした!? っていう一文があるのですがそれは最後の短編集で明らかになるのかな。
頭髪は寂しくなったけれど、無事に夫クロウと再会できたフェル。束の間の甘〜い休息に心は休まるやら乱れるやら。そんななか、ようやく妖精王とクロウの弟パールの魂を引き離す方法が見つかった! 妖精王の悲願が叶う【ワルプルギスの夜】までに救い出そうとするが、それはフェルの身を危険に曝す賭けで…!? 離婚の期限を前に(仮)夫婦、天下分け目の大一番!!
ファイナルバトルでまさかの離婚成立!? 第11弾!(裏表紙より)
結構緊迫した状況下での最終決戦。意外とすんなり終わったのでおお……? と思いつつも、最後の最後でリグレイン妃がかっさらっていったなあという印象でした。冒頭から怒涛のように明かされる裏事情に、すごい込み入ってるな!? と思いつつ読む。
パールが解放されたところはぐっときました。いびつだった兄弟たちがひとつにまとまったのはほっとします。ウーベル帝は哀れな人でしたが、幸せな父と子の光景を思い描いたのかもしれないと思うと、最後にちょっと憎みきれず……。
次の巻ではファンタジー感が薄れてラブコメ的にフェルとクロウの結末が書かれてあるのかな? 読むぞー!
どんな相手とも円満に取引を交わす、頼れる敏腕営業マンの垣本正樹は、家では妻と娘を愛する良き父親だ(と思う)。ところが春から高校生になった娘の実咲が、最近ちょっと冷たい。もしやここ数年忙しさにかまけて、家族の時間を疎かにしていたせい!?
良き父親として、このままではいけない。でもどうすれば、と困り果てた正樹に、妻が助言する。あなたは百戦錬磨の営業マン。仕事で培った交渉術で、娘を振り向かせればいいじゃない、と。
次の休日の予定を懸けて——父と娘の交渉合戦が、ここに始まる!(裏表紙より)
おおー面白かった! 親と子、それぞれの世代間の常識や考え方の違いをどのように擦り合わせていくのかっていうことでこういう話が作れるのかー!
「話し合い」つまり交渉ごとをテーマにしたお話です。
交渉するのは例えば「GWの家族旅行。行く? 行かない?」だったり「泊まりがけでライブ。OK、それともだめ?」だったり、子どもとしてはすごく身近。作品の主な視点は父親で「そんなに家族旅行が嫌なの?」とか「よろしくない噂のあるバンドに、しかも泊まりがけなんて!」という思いを抱くのもよくわかり、双方の言い分のどちらにも納得できる。その分、娘である実咲の十代らしい視野の狭さや大人の言い分に苛立つのもよくわかって、すごくリアリティがありました。そうそう、露出のリスクや遠出の際のアクシデントを想像できる能力がまだないんだよなあ。でも大人の言いなりみたいになるのはって思っちゃうという。
確かに正樹の父親ぶりは過保護気味ではあるんだけれども、それだけ向き合ってくれようとしているって実咲にはわかっているようでよかった。我が家も誕生会というか、誕生日当日や前後にケーキを買って歌を歌うのはやっているので笑 くすぐったい気持ちもわかって最後はほっこりしました。