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読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
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とある飛空士への夜想曲 上 (ガガガ文庫)
「美姫を守り単機敵中翔破一万二千キロ」その偉業を成し遂げたレヴァーム皇国軍の飛空士「海猫」の前に立ちはだかった最大のライバルにして、天ツ上海軍の撃墜王・千々石武夫。独断専行により一騎打ちを仕掛け、海猫に敗れた千々石は、再戦を胸に秘めていくつもの空戦場を渡る。「出てこい、海猫」激情の赴くままに撃墜を重ねる千々石のその背には、天ツ上の国民的歌手・水守美空の歌があった……。空前の大ヒットとなった『とある飛空士への追憶』の舞台、中央海戦争の顛末を描く、新たなる恋と空戦の物語。上下巻で登場!(裏表紙より)

『とある飛空士への追憶』のその後であり別面、シャルルの敵となった敵軍のビーグル、千々石の視点から、彼の過去と追憶のその後を語るお話。
千々石の過去が、撃墜王らしい哀愁と甘酸っぱさ、かすかな希望に満ちたもので、ユキと再会したのはいいものの、彼らの恋はいったいどうなるのかすごくじれじれする! 空に取り憑かれて終わってしまうのか、それとも美しい空を二人で見る未来が待っているのか、すごくどきどきする。
シャルルも駆り出されてくるようなので、ファナのその後もわかるかな。続きが楽しみ。
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太陽と月の聖女 乙女ゲームの真ラスボスになって全滅の危機です (カドカワBOOKS)
 乙女ゲームにハマったOLまりあ。やりこみプレイで主人公はLv.99、いざ最終決戦——というところで光に包まれ、気づくとラスボス《闇月の乙女》として玉座の間に佇んでいた!? そのまま討伐されかけたところを間一髪で助けられるが、彼ら《闇の眷属》はすでに滅亡寸前。起死回生のためには、封印された魔王を解き放つ必要があると言われ……。
 魔王ってゲームの中で私が封印したあれですか!? そして立ちはだかる敵は、もしかして私のLv.99キャラ——!?(裏表紙より)

乙女ゲーム転移ものですが、そこから想像させる話の三十度くらい方向が異なるシビアな展開です。チートはなしで、逆に敵側(光の陣営)がチートだけれど、この絶体絶命の状況どうするの!? というお話。
トリップものの要素が強くて、わあ永野さんらしいお話だあ! と楽しく思いました。召喚先で絶体絶命、ギリギリのところでかわしてなんとか切り抜け、頭を使いながら周囲の反発と無理解に傷つけられつつ自分のやりたいことをどうにかして貫こうとする。こういうヒロイン、大好きです。
世界が乙女ゲームなので男性キャラも魅力的で、合間に挟まる《陽光の乙女》の視点(つまり、まりあがプレイしていた主人公キャラと攻略キャラの交流)がすごくいい。そういうところを知っちゃうと、安易に光側が敵だと思えなくなるじゃないですかー! くそー!
あと数少ない女性キャラとして、王姉ラヴェンデルがとても可愛いので、もっと仲良くしてほしいです。擬似姉妹できゃっきゃしてほしい……。
なんとなくアレスルートに入っちゃってる終わりでしたが、続き出ますよね!? 傷ついた人たち大丈夫だよね!? あとアウグストと再び相見えたとき彼がどのように揺れるのか、レヴィアタンがどう動くのか、楽しみです。
亡念のザムド 1 【DVD】亡念のザムド9 [DVD]
尖端島に住むごく普通の男子高校生のアキユキは、幼馴染のハルとフルイチとともにありふれた日常を送っていた。北政府と南大陸自由圏が長らく戦争を続けているが、中立的な尖端島もその影響を受けていた。そんなある日、白髪の少女が起こした自爆テロによって、アキユキはザムドと呼ばれる異形へ姿を変える。暴走したアキユキを止めたのは、赤い髪の少女ナキアミだった。

ボーイミーツガール、というとついエウレカの方を強く想像してしまうんですが、ザムドはもっと大いなるものと対話するお話だったなあ。世界観が現代に近いナウシカという感じ。
みんなすごく不器用に生きていて、思い込みが強かったり、悩んだりしながら、自分とこの世界の大いなるものに立ち向かっていく。自分と向き合った結果、世界の秘密に関わるザムドっていう存在はすごく興味深いし、面白いなあ。
ちょっと大人びたアキユキも、迷えるハルも、感情に狂うフルイチもすごくリアルでよかったですが、特別な立ち位置にいながらも最終的に何もかも包み込む超然としたものになったナキアミが、すごく神秘的で力強い、素敵なヒロインだったと思います。それから伊舟。こういう勇ましくて心を鎧で固めている、男勝りの気高い年上女性がめっちゃくちゃ好きです。また情が深いんだよなあ。
好きなお話でした。面白かった!
『K RETURN OF KINGS』vol.1(DVD)『K RETURN OF KINGS』vol.7 [DVD]
無色の王の事件後、新しい赤の王の誕生、黄金の王の死去などがありつつも、狗朗とネコはシロを探し続けていた。そこへにわかに活気付く、緑の王のクランズマンたちとその攻勢。赤と青の勢力がそれぞれに危機感を覚える中、ついに白銀の王が戻ってくる。

第1期との間に映画があるんですね。アンナが王になるところ、見たかったなあ。
OPがめちゃくちゃ、女の子! って感じの、アンナのテーマなのがわくわくしますね。サビに入る前の菓子とメロディーがめちゃくちゃ好きだ。
この話、結局は白銀の王の過去をある程度清算するための話だったのかなあという気がしました。赤と青のそれぞれは、ヴァイスマンのことなんて関係なく、現代の王として己のするべき役割をまっとうしていて、そのドラマも非常に熱いんですが、やっぱりシロたちの話だったという気がする。しかし白米党は笑った。とても「らしい」なあ。
草薙がめちゃくちゃ好きです。なんだこの、参謀で物腰が柔らかくて、締めるところはきちっと締めて、なのに最終的に貧乏くじ引かされながらも「しゃーないなあ」って笑ってくれるようなイケメンな不憫男子は……。かっこいい……好き……。
宗像の剣がやばい感じだし、いまも映像作品とか作っているようだし、続きがあるなら見てみたいなあ。
八つ墓村 [DVD]
天涯孤独の身であった辰弥は、自分を探していたという人物により、八つ墓村の田治見家にやってくる。だがその直前、辰弥は「帰ってくるな。26年前の惨事が再び繰り返され、八つ墓村は血の海と化すであろう」という脅迫と受け取れる手紙を受け取る。そしてその言葉通り、辰弥を迎えに来た使者が死に、田治見家の人間と関係者が次々に殺害されていく。偶然手を貸すことになった金田一耕助は、田治見家の歴史を紐解きながらいとぐちを探すが……。

原作は未読。是非とも読んでみたいと思わせる、土地と家の因縁の話だなあと思ったので、いつか読もう。
役者さんたちの演技がなんだか初々しく見えるのは、多分原作のイメージや雰囲気を壊さないでやろうとしたからかなあ。浅野さんの鬼気迫る演技がすごく好きです。
おどろおどろしい家の歴史と古い屋敷の絵がすごくはまっていて、どきどきはするけれどホラーではないっていうのが上品でいいな。喋り方フェチなので、ついセリフっぽいセリフに耳をそばだててしまう。こういう喋り方をする演技、好きなんですよねえ喋り方フェチだから。
K vol.1 [DVD]K vol.7(DVD+CD複合)
異能を持つ七人の王たちによって支えられている現代日本。赤の王と青の王が反目し合う中、ある事件が起こっていた。その一方、伊佐那社は平凡な高校生として楽しい学園生活を送っていたが、夜刀神狗朗と出会ったことにより、自らの記憶にない「無色の王の殺害」の謎を追うことになる。

たくさんの人を沼に落とした(という認識の)K、履修しました。
個々のキャラクターにお話があると感じさせる群像劇で、最終回近辺の展開は大変熱い。ばらばらだったシロ、クロ、ネコが一つの家族=クランになるところ、涙ぐんでしまった。そして最後のクロの優しい顔な……。
最後といえば、赤の王・周防尊の安らかな顔には、こちらも涙ぐみました。寡黙で一見怖い雰囲気だけれど、多分誰よりも情が深い、優しい人だったんだろうなあ。
そんな感じで赤陣営と青陣営のメインキャラの立場もたいへん燃えましたが、やっぱり世理ちゃんが好きなんだよなー! 仕事中はきりっと凛々しい世理ちゃん。オフのときは普通の女の子の世理ちゃん。強い世理ちゃん。全部好きだ。
悪魔の孤独と水銀糖の少女 (電撃文庫)
「あなたを愛するために、ここまで来たんだもの」
 黒い海を越え、呪われた島にやってきた美しい少女、シュガーリア。今は滅びた死霊術師の忘れ形見である彼女が出会ったのは、大罪人の男、ヨクサルだった。彼は無数の罪をその身に刻み、背負う悪魔は、『孤独を力にかえる』という──。
「あんた、何様のつもりだ」
「わたしはシュガーリア。この世界で最後の……死霊術師の孫娘よ」
 愛など知らない男と、愛しか知らない少女が出会った時、末路を迎えたはずの物語が動きはじめる。
 水銀糖の少女の、命をかけた最後の恋は、滅びの運命に抗うことが出来るのか。(裏表紙より)

紅玉いづきさんのファンタジーだなあ、と感じる美しく悲しくて愛おしい作品でした。
死霊術師たちに愛されて育ったシュガーリアは、ある目的のために外界から隔絶されている呪われた島に乗り込む。そこには死した人々と、悪魔背負いの男ヨクサルがいた。シュガーリアは自らの目的のためにヨクサルに協力を請うが……。
すべてを失って孤独である少女と、常に孤独を背負って生き続ける男。この二人のやり取りが、愛しいと思うくらいに優しい。二人の心がゆるゆると解けていくのが見える。最後に悪魔にも一緒に行こうと声をかけるのは、すごくいいなあと思いました。異形のものたちが連れ立って一緒に、果てのない旅に出るというのは、なんだかほっとするし、幸せであってほしいと思う。
平安とりかえ物語 居眠り姫と凶相の皇子 (ビーズログ文庫)
星を見ることが好きなあまり、昼寝癖のある大納言家の姫君・小夜。すると宿曜師・信明の提案で、病弱な彼の息子と入れ替わり、女人禁制の陰陽寮へ入寮することに!「男」と偽るも、星が学べることを喜ぶ小夜だったが、ついお使い途中に寝てしまい……物の怪憑きと噂される第一皇子に拾われてしまう!しかも専属の宿曜師になれと迫られて——!?(裏表紙より)

とても可愛らしいお話だったなあ。
星が好きで、人の瞳の中に宿る星を見ることができる小夜。皇子に生まれながら凶相と読まれたたため華やかな場所からは遠ざけられている千尋。率直で前向きな星読みをする小夜と、それに励まされた千尋という可愛らしいカップルで、にこにこしてしまう。
宿曜と陰謀を掛け合わされているのが、なるほどなあと面白く読みました。平安時代ならあり得たことかもしれないなあ。
陰陽寮での出来事をもう少し読んでみたい気がしたので(忠行とかめちゃくちゃいいキャラだと思うんですよ!)、このまま仲間内にバレるかバレないかという話も読みたいです。
(P[ふ]2-4)船に乗れ!  III (ポプラ文庫ピュアフル)
三年生になろうとしているある日、伊藤は言った。「津島、大丈夫か? チェロが、おとなしくなってる」。津島の懊悩をかえりみることなく、学校は、音楽エリート育成に力を入れ始めた。津島は、自らの未来に対する不安を胸に、チェロを弾き続ける。そして、運命の日が訪れた——。生きることの〈歓び〉と〈ままならなさ〉を歌い上げた青春音楽小説の金字塔、堂々完結!津島と伊藤の二十七年後を描いたスピンオフ短編「再会」を特別収録。〈解説・北上次郎〉

熱くも苦い青春、その三年間のお話だった。
サトルや彼らの若さや未熟さ、過ちを思い返すという形なので、それぞれが今はそれをきっちりと抱いた上で生きている、ということがわかるのがせめてもの救いかなあ。音楽を愛して、時間を捧げて、それでも自分は何になれるかわからないというのは、青春時代の(そしてそこから続く大人時代の)苦しみだよなあ。
金窪先生に謝罪できたことがいちばんほっとしたかな。先生はやはり大人で、きちんと怒ってきちんと受け入れ、そして激励できるんだなと思うと、こんなにできた人はいないという気がする。その頃のことをしっかり覚えているサトルの存在にも救われた。
(P[ふ]2-3)船に乗れ!  II (ポプラ文庫ピュアフル)
北島先生とともに臨んだホーム・コンサートを期に、距離感を縮めた津島と南。高校二年生となり、さらに音楽漬けの日々が続く。新入生たちのレベルの高さに焦燥感を覚えながら、それぞれが責任のある立場でオーケストラ発表会に向けての練習に取り組む。だが、平穏な日々は長くは続かなかった——。
青春の〈きらめき〉と〈切なさ〉を奏で、怒涛の展開に読み出したら止まらない青春ストーリー、衝撃の第二巻。(裏表紙より)

進級と新一年生の存在、二ヶ月間のドイツ留学と、帰国後の南との別れ。
高校生の恋愛が幸せにくっついて終わるわけがないとは思っていたけれど、これはない、なあ……。南さん、だいぶとひどいことをしているような気がする……。それに伴ってサトルも壊れて、尊敬する金窪先生を追放してしまった。若さゆえのことなんだろうとは言い切れない、狡猾ささえ感じるサトルの行動に、彼が復活することはできるんだろうかと不安になる。
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Author:月子
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