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読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
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春の雪 [DVD]
大正時代。侯爵家の令息、清顯は、幼馴染の聡子と両思いにありながらもすれ違っていた。しかしある日聡子が宮家の子息に求婚され、断ることのできない結婚を承諾したことによって、ふたりの恋は禁断を帯びて激しく燃え始める。しかしそれがふたりにとって悲劇を呼ぶことになり……。

三島由紀夫原作。原作は未読。
設定や台詞など美しい邦画なんですが、自業自得なんだよなあ……という思いがぬぐえない。だからこそ、秘められた恋というのがすごく怪しく輝くのですが、時は巻き戻せないということを強く感じ、ラストシーンの寂寥感がたまらない。
時代の描写がいいなあ。建物、インテリア、服飾、言葉遣い。すごくいい。喋り方フェチなので聡子の喋り方がめちゃめちゃ好きです。この映画だとその喋り方にそこはかとなくエロスを感じるのは私が汚れているからだろう……。
原作がすごく複雑な輪廻転生の話だと知ったので、いつか読んでみたいです。
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ニューヨークの恋人 特別編 [DVD]
貴族のレオポルドは、ブルックリン橋での式典で挙動不審な男を追いかけたところで、21世紀のニューヨークへとタイムスリップしてしまった。男はスチュアート。彼の元恋人のケイトや、その弟チャーリーと接していくうち、この時代に馴染んでいく。レオと関わったケイトたちもいい影響を受け、レオとケイトは恋に落ちるが、元の世界に戻らなければ歴史がおかしくなるという事実を前にして……。

過去の貴族が現代にやってきて、現代女性と恋に落ちた! この設定だけできゅんきゅんくるロマンスですね。
現代では奇妙に映るレオポルドの言動、レオポルドからしてみれば奇妙すぎる現代のケイトたちの言動、その二つがお互いに理解し合うことによっていい影響を受けるのは楽しいなあ! チャーリーの恋愛にアドバイスするところ、めちゃくちゃ好きだ。
紳士的な男性に、お姫様のように扱ってもらえるのはやっぱりときめいてしまうよね……。
ロマンスのはずなのに(ロマンスだから?)男性陣のいろんなダメなところが見られるのも面白かったなあ。
時間ものとしてはハッピーエンドすぎるかもと思いながらも、幸せな終わり方でよかったです。
奥様は、取り扱い注意 DVD-BOX
某国特殊工作員として働いていた私は、平穏で幸せな生活がしたいとそれまでの自分を捨てることを決意。任務中に死亡したことにして別人になり、有名企業で受付嬢をしていた。ある日セレブたちが参加するお見合いパーティーに参加したところ、帰宅しようとしたとき会場に入ってきた男性に一目惚れする。それは彼もまた同じ。かくして私は彼と結婚し、「伊佐山菜美」になったけれど、半年後、私はこの生活が退屈だと感じるようになっていた。

経歴は特殊工作員。秘密工作は得意だけれど、奥様業は苦手。けれど半年したらその生活に飽きてきてしまった。旦那様は愛しているけれどさてどうしたものか……そんなある日ご近所の奥様二人と友達になり、奥様生活で関わる人々の事件に遭遇することになって。
専業主婦を揶揄しているようなところもありつつ、くすっと笑える部分や、はらはらするバトルシーンなどもあって、面白いドラマだなあと思っていたのですがこの度全話視聴。
序盤の菜美たちの甘ーい雰囲気もとてもよかったんですが、やっぱり10話の夫婦ガチバトルはたぎるよね! その後すっと冷めたように何事もなくお茶を飲むっていう展開が、なんかもだもだするー! もうちょっと本音で話せよー!
主要人物の視点の外にいる人たちも魅力的で、毎回のゲスト的位置の人たちや事件もリアリティがあるなあと思って、はらはらどきどきさせられて楽しかったです。汚いって思うところもあれば、人の善性みたいなものを信じるところもあり……。
続きあるよなあって感じの終わりだったので、劇場版なのか特別編なのか続編なのかわからないけど、エピソード10以降の話が見たい!
天職 (朝日新書)
才能よりも大切なこと
仕事に夢中になるためには、企画書がうまく書けたり、プレゼンがうまくできたり、人脈の作り方を習得することは必要ない。稀代のヒットメーカー2人がいかにして、天職ともいえる仕事に出合い、成果を残していったのか。本書は仕事に脳めるすべての人に送る、究極の仕事哲学本である。(カバーより)

読みやすくて面白かったなあ。すごく興味深かったです。楽しいと思うことが面白いこと(=仕事)を引き寄せやすくするのかなあと思いました。
このお二人がすでに名前を持っていて、大小さまざまな仕事がやってくるから、いま思えばあのときはこうだったという話ができるのかもしれないんですが、なんだろう「すごく大変だけどその大変さめっちゃ楽しい!」っていう気持ちがちょっとわかる。「後から思い返せばこれめちゃくちゃ面白いだろうな!」っていう予感を抱く瞬間、ありますよね。
これ何度も読み返したいなあ。すごく大事なことがたくさん書いてあるのに、まだちゃんとうまく飲み込めてない。読みながら「早く動かなくちゃ」っていう気持ちが沸き起こって集中できなかった。また今度再読しよう。
そもそものはじまりはいつだったのだろう。オムパロスの姫巫女を保護したときか? アンドレアという青年と出会ったときなのか? いや、この世界ができたときから決められていたのかもしれない——この身に〈海獣〉が宿るということは……。
 女海賊カラーラは、伝説の〈海獣〉を巡る抗争に巻き込まれ、愛船を養父を、そして故郷を失った。その代わりに得たものは、〈海獣〉の力と世界創成の秘密——この世界は創造主ルーハーが“最後の審判”を下すためだけに創られたものだということ——であった。
 〈海獣〉の力は、その“最後の審判”を阻止するために存在する……。
“わたしに世界を救えというのか?”
 その身に課せられたあまりにも大きな使命がカラーラに重くのしかかる——
 愛と感動に満ちた、ロマンティック海洋ファンタジー巨編、ついに完結!(裏表紙より)

ああなるほど、海から生命が始まり、人が生きて歴史が紡がれるということか。
とても大きな物語の一部だったなあという印象でした。創造主の審判に、カラーラはどうあがくのか。仲間たちが出てきたときはじーんとしました。人が生きて、絆を結ぶ、それがまるで船から降ろされた錨のように世界に息づいていくんだなあ。
アダムが強い矢印を出していたのが、ここにきてアンドレアが逆転かーというのも楽しかったです笑 こういう、君は王国で、私は海で生きよう、すべてに決着をつけたらもう一度始めようというところが好きなので、二人の再会が楽しみだなあと思いました。
沿海州を自由に生きてきた海賊たちの拠点であるアシュプラント島は、大国シウデラードの海軍によって制圧された。その圧倒的な戦力差もさることながら、内部からの裏切り者がでたことが、海賊たちの敗北を決定づけたのだ。
 母と養父の身柄を押さえられ、女海賊カラーラも一旦は囚われの身となるが、仲間の手引きでなんとか逃亡に成功する。しかし、敵との闘いの最中、カラーラの内部でなにか不思議な力が目覚めようとしていた。
“いったい、これはなんだ。まさか、これが〈海獣〉の……”
 伝説の獣を中心に、多くの者たちの運命が複雑に絡まりあう。
 風雲急を告げるロマンティック海洋ファンタジー!(カバーより)

囚われのカラーラは、養父たちの命を賭けた戦いによって脱出に成功する。そしてバードの働きによって、四獣たちと創造主の間に起こった出来事を知り、自らが何をなすべきかを知る。
海賊たちの決死の戦いが熱い。その後のカラーラたちの悲嘆が胸に痛い。沈黙するディミーシアが不気味で、一生懸命なシナーンに成長が見られて嬉しい。
カラーラは最後に何を選択するんだろうと思いながら下巻を読む。
「総員、持ち場につけ。全速前進——これより、あの船の追跡に入る!」
 甲板上に凛とした号令がひびき渡ると、海賊船〈カイヌース〉号は、にわかに色めきたった。指揮をとる人物の相貌には、やわらかな唇、つんとした鼻、こぼれそうな大きな瞳などが、絶妙なバランスで配置されている。海の荒くれ男どもを束ねる美貌の女船長カラーラ——彼女の海色の瞳は洋上の獲物を見つめていた。
 だが、捕えた獲物はその腹に、予想外の宝物を抱え込んでいた。神殿国家オムパロスの姫巫女が囚われていたのだ。姫巫女ディミーシアとの出会いは、女海賊カラーラの人生を大きな波のうねりの中に呑み込んでいく……。
 冒険と夢とロマンに満ちた、海洋ファンタジー・アドベンチャーが船出する!(カバーより)

陸の上の国々の権力とはまったく関わりのない、海賊として暮らすカラーラ。ある日滅んだ王国の巫女ディミーシアと出会ったことで、自らの運命をまっとうすることに。おおー往年のファンタジーそのものでわくわくするぞ!
まだ神様が確かに息づいている世界の話のようなので、全貌はまだまだ謎だけれど、男と女などの因縁が非常にいいなあ。こういうファンタジーの魔性の女って、妖しくて強くて悲しくて好きなんですよね。
カラーラの運命がどんなものなのか楽しみです。
鍵のない夢を見る DVDコレクターズBOX
ある女性が血だまりの中で倒れている。彼女は思い出す――夢と現実に悩む未玖は、ある日魅力的な雄大と知り合い、恋人同士になる。だがその言動に少しずつ違和感を覚え始め……「芹葉大学の夢と殺人」「美弥谷団地の逃亡者」「石蕗南地区の放火」「仁志野町の泥棒」「君本家の誘拐」五つの物語。同名小説のドラマ作品。

原作は読了済。映像化してみると、文章から伝わって来るイヤーな感じがちょっと薄れて、また別の、居心地の悪さや違和感や緊張感が表現されているように感じられて、とても面白かったです。役者さんの演技ってすごいなあ。
第1話にあたる「芹葉大学の~」から、狂気を感じてすごかった。雄大の言動に対するモヤモヤ感って、朝井リョウ『何者』にも通じる、人間としての嫌な部分、どうしようもないいやらしさだよなあと思う。あなたは間違ってるよと言いたいんだけど、そう言いきれない何ががあって、呆然と立ち尽くしてしまう感じがする。
原作を読んでいるだけだとそうとは思わなかったんですが、かなりサスベンスだったのだなあ。「美弥谷~」は終盤の展開にやっぱりぞくっとしてしまった。
キック・アス<スペシャル・プライス版> DVD
ヒーローに憧れるギークであるデイヴ。ネットで買ったスーツに身を包み、ヒーロー活動を始めた彼は、偶然人助けをした結果、YouTubeに上がった動画のおかげで一躍有名人になる。ヒーロー、キック・アスとして活動するデイヴは、とある目的でヒーローとして暗躍するヒット・ガールとビッグ・ダディに出会い、巨悪と戦うことに……。

スーパーヒーローに憧れる冴えない少年が、本当に能力を持った年下の少女たちと、ガチの巨悪と戦うアメコミ系もの。下ネタと人死に(殺人)が出るのでR15+です。
とにかくヒット・ガールが可愛い。かっこいい。戦うシーン、めちゃくちゃかっこよくて見惚れました。戦闘シーンは音楽が入るの、今時の映画っぽくていいなあ。
そんな感じでヒット・ガールがめちゃくちゃ魅力的なので、他の登場人物がいささか霞むんですが、ヒーローはみんな生身の人間でしかないという感じが、なんというか、生っぽいというか、すべてがフィクションではないというリアリティがあるように思いました。
花神遊戯伝 きらめく星屑のかけらたち (角川ビーンズ文庫)
「我が君、と呼べ。おまえの夫だ」帰鼓廷を出て神様たちとともに、“のさらの地”へ向かう知夏と胡汀。その道中、結婚を意味する「ほぎの儀」を挙げながら進むことに! 今まで暴君だった胡汀なのに、過去最高に甘やかされて知夏の羞恥心が振り切れそう!!(「日々に想う」)緋宮時代、知夏が緋剣たちに内緒でぬまごえ様と神々の事件を解決することに!?(「秘密の時間」)知夏たちの未来と隠された過去が明かされる、珠玉の短編集!!(裏表紙より)

特典だったショートショートや、書き下ろしの短い話を収録した短編集であり外伝集。きちんと本編のその後のお話があって、感無量でした。
何より「日々に想う」でのらぶらぶっぷりよ! 大変な思いをしたからこその結婚式で、胡汀のデレデレっぷりに顔がにやけっぱなしでした。仲良しで何より!
緋宮時代のお話もありつつも、知夏が離れたその後の蒸槻が窺い知れたり、弟君の話があったり、遠い遠い未来でようやく約束が果たされるお話もあったりなどして、本当に胸がいっぱいになりました。あの人たちの話はね……もう号泣するよね……。命の旅の終わりに迎えに来てくれる人、果たされる約束っていうシチュに弱いんですよ……。
最後まで楽しみました。ありがとうございました!
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Author:月子
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