忍者ブログ
読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
[271]  [272]  [273]  [274]  [275]  [276]  [277]  [278]  [279]  [280]  [281
つながる脳
脳科学についての本なんですが、結局どういう本なのかと尋ねられると、ざっくりまとめるのが難しい……。昨今の脳科学ブームによる、脳科学への信仰みたいなものについてのぼやきとか、どんなことを実験しているのかとか、仮想空間についてとか、脳のはたらきがどんなものに関わっていくのかという話かな。
メディアが流す「これでなんでも説明がつく」という脳科学=ファンタジーみたいな図式になってる、というのになるほどなあと納得がいきました。私は文系脳なので、脳とかこころとか言われると、すごく万能で超兵器に転用されるみたいなイメージに繋がっていくので、サルの実験を通して、脳のはたらきを見つつ、社会性とはというものを観察していくのはとても興味深くて面白かった。目の動きで上下の立ち位置が表せるらしいと。なるほど……。
PR
「華鬼」 DVD-BOX
花嫁として鬼ヶ里に迎え入れられながら、その鬼に捨てられた桃子。家に帰る選択肢はなく、嘲笑の的になりながらも鬼ヶ里高校に通っていたが、ある日鬼頭の花嫁である神無がやってくる。自身へのコンプレックスから、神無に接近する桃子。ふとしたことで知り合った堀川響にその気持ちを利用され、神無を陥れるが……。

ナイス配役! な桃子だったと思います。一番イメージに近かった。「馬っ鹿じゃないの!?」と言い方とか、喋り方とか振る舞いとか、もうまんま桃子でした。響とのやりとりが、真剣でギスギスしてるのにラブコメで、気の強い桃子だからこその言動が気持ちよくて、楽しい。オリジナルエピソードも入っていましたが、鬼と花嫁の関係をよく表したエピソードで、面白かった。
華鬼×神無編でも描かれていた響との戦いで、神無を迎えにきた華鬼が「だから出て行けって言っただろ」というシーンをたまたま通りすがった妹がいきなり笑い出して、「言い方めっちゃ優しくなってる」と言うので、だよね!? と笑いました。
桃子のうしろで、華鬼と神無が進展してる(二巻以降のやりとりで続いてるらしい)のが面白い。そして大事なところ、二人が逃げているところで、ちゃんと神無のところに駆けつけて真剣かつ優しく「何があった」と聞いてくれる! ちゃんと描かれるより、そういうところで進展してますっていう焦らしプレイがほんとたまらない……! 映画版の華鬼が、神無の作ったご飯を(口に合う)とか思いながら食べ、言葉のやり取りはほとんどないのに二人で一緒に寝るのが当たり前になり、庇護翼とちゃんと会話できるようになる鬼頭になるのかと思うと、床をローリングする。かわいすぎてもえしぬ。
ヒーローとしては、響はヒールですが一番男前で少女漫画だったように思います。強引俺様系。桃子との相性が抜群で、ラブシーンがきゃーっと悲鳴を上げる感じで楽しかった。ラストは反則! 屋上のシーンが全部可愛かった! 不覚にもときめいたわ!

三部作ぶっ通しで見ましたが(記事は一日一記事にしています)想像したよりも面白かったです。実写化ということで作り物っぽいファンタジーかと思ったら、ある程度現実っぽくしてあって、薄暗くて、よかったと思います。いや、私が単に「ほーこういう実写化かー」と面白がってるだけかもしれませんが……。
三つのどれも面白くて、でも一言言うなら、華鬼と神無の仲良くなっているところをもっと!!! 見たかった!!! でも最高の焦らしプレイだったと思います。裏側で仲良くなってる二人……ときめくわ……。
「華鬼」 DVD-BOX
神無の世話をしたもえぎは、16歳のとき、高槻麗二の花嫁として鬼ヶ里に連れてこられた。16歳で結婚、しかも相手が五百歳のおじいさんとなんていや! と逃げ出すが、結局しばらくの間だけ一緒に暮らすことに渋々同意するもえぎ。だが、同じクラスで隣の席になった堀川響が暗躍し、鬼の花嫁を食らう凝り鬼を解き放ってしまう。

麗二さんの優しい喋り方と表情が好きです。この方、ゴーカイジャーのバスコなんですよね。いいイケメンだ……。
もえぎも気が強くて可愛いなー。原作のほんわか最強とはちょっと強さの方向が違いましたが、喋り方も立ち居振る舞いもしっかりしていて、将来の片鱗が見えて面白い。
原作でも触れられていたもえぎと響と同級生だったという話が面白いなと思ったんですが、もえぎは、神無とも同級生になった響のこと、かなり面白がってたんじゃないかなあと想像しました。
どきどきな共同生活、というよりは、恋を始めましょうという感じの駆け引きが面白くて、初夜のシーンとお風呂のシーンは笑いましたし、にやにやしました。この映画の麗二が言うと「確かめ合うんです」の台詞がもうすっごいときめきで! なんだその余裕たっぷりなきょとん顔! もえるわー!(ごろごろ)
しかし自転車駆ってくる麗二がちょっと面白かった。車じゃないのかそこは! って思いながら、ラストで二人が歩いているシーンももえたので自転車サイコー! ってなりました(現金)。そして、車に乗ってる国一がかっこよかったです。
「華鬼」 DVD-BOX
16歳の朝霧神無は、幼少時から意図せず男たちに狙われ、その度に自身を傷つけることを繰り返してきた。ある朝、士都麻光晴と名乗る男がやってきて「迎えにきた」と告げ、神無を鬼ヶ里と呼ばれるところへ連れて行く。身体に花の痣を持つ神無は、生まれる前に鬼によって印を付けられた鬼の花嫁だった。そして神無に印をつけた鬼とは、現在最も強い鬼・鬼頭とされる、華鬼。だが、華鬼は神無に強い憎しみを向けてきて……。

原作が面白かったので、映画も見てみることにしました。ちょっと不安だったんですけど、思ったよりも面白かった……! 小説のイメージや挿絵のままで入ると、ちょっと入りづらくてもぞもぞしてたんですが、見ているうちに、「神無がかわいいわ……」「イケメンでこの台詞ははずい……」とか楽しめるようになってました。いやー少女小説の世界を実写化されると台詞のあれこれやシチュエーションがすっごい恥ずかしいことがよくわかりました。
何が好きって、光晴の低音ボイスとえせ関西弁がツボ……! お笑い要員だと思ってたけど、映画ではがっつりしっかりヒーローのライバル的なキャラクターに仕上がっていて、見ているこっちがちょっとぐらつきました。
あと、神無の最初のセーラー服と、鬼ヶ里高校のセーラー服の差、というか、鬼ヶ里高校の制服の、セーラー服なのに女の子によく似合ってる形になっていて普通の学校よりちょっとおしゃれの私立って分かるところがすごくツボりました。細身の神無に、灰色スカートのセーラー服はよく似合ってたんですよ……。
ちなみに一番大きくツッコミたかったのは、鬼と花嫁って全員美形じゃないんかい! です。結婚式のあの広間、もうちょっとなんかなかったんか! どう考えても組の人みたいな感じでした。刻印を地味してるくせにここはこれかと。ここは気位高いいやらしい雰囲気にしてほしかったよ!
結構血がぐしゃーってなるシーンがあって、そこはちょっとうってなったんですが、全体的に薄暗いトーンの邦画らしさが学園伝奇のジャンルに合っていたと思います。しかしいいところで終わってしまったので、映画の華鬼と神無が急接近していくシーンを見たかった!
華鬼 終焉とはじまりの乙女 (レガロシリーズ)
何度目かの大学生活を送る光晴は、とある田舎を訪れるが、そこでどこかで見たような美貌の少女に襲われてしまう。彼女は久しく生まれていなかった女の鬼。双子の弟・神楽と、友人である京也とともに、凝り鬼と呼ばれる者たちを狩る闇鬼だった。

華鬼と神無、響と桃子のその後、その子どもたちの物語。これからだというところで終わってしまってて残念。というか! 何故! 神無に更なる困難が降り掛かっているんだー!!(だむだむ)子どもができてらぶらぶな幸せ生活を送ってるんじゃなかったのか!
と、女の子が不幸になるのが許せない私ですが、響と桃子の話が読めてよかったです。神無と桃子の友情がちゃんと続いてて本当によかった……! 子どもたちが仲良しで本当に嬉しい。なので、神無にまつわる鬼の事情は、もう一生ついてまわるのかと思うと悲しいです……。
光晴と華が接近してるので、不憫な光晴にも春が(ぶわっ)となりました。彼には、「ちゃんと面倒みたらなあかんなあ」という、不器用な女の子が合ってるんですね。でも私は、京也を推したいんですけどね! この子も不憫ポジションだと思うんですよ……。
一番びっくりしたのは、華鬼が普通に喋るようになってることですよ。水羽にたいしてはまあまあ喋ってましたが、麗二とちゃんと会話が成り立ってるところに感動した。子どもたちにもちゃんと大事って言ってあげてるようだし、神無が花嫁で本当によかったね! 子煩悩な華鬼ごちでした。
一巻を読んで、あまりの面白さにぐいぐい読み進め、神無と華鬼がらぶらぶしている夢まで見てしまうというのめりこみぶりでした笑 面白かったです!
華鬼4 (レガロシリーズ)
鬼ヶ里に戻った華鬼と神無。どこかぎこちないけれど、確実に変化した穏やかな関係で共同生活を送るようになった二人。雪の季節を迎えた学園では、鬼ヶ里祭の開催が宣言される。いつもとは違う学園の空気の中、鬼頭と花嫁を巡って、『本山』の手先である選定委員たちが神無を狙い始めて……。

ちょっとこの巻だけ帯がどっかいっちゃったので私の適当紹介文です。
ごちそうさまでしたー!! 幸せな花嫁いただきましたー! デレてからの華鬼のかわいいこと!! ちょっと途方に暮れた感じがほんっとうに! かわいくて! 「無自覚もえー!!」と叫びました。
一巻の冒頭がすっごい凶悪だったので、痛めつける系の傲慢俺様かと思ったら、単純に感情の発露が下手で、性格的にも不器用な、寂しい人が、華鬼でした。普通に育ったら普通にいい子だったろうに……。神無が花嫁で本当によかったね!!
桃子のあれこれは、ちょっと理解できるだけに辛くて……。でも、うーん、そうかー。出て行っちゃったかあ、と寂しかったです。そこは華鬼と響が和解して仲良ししてほしかった……んですが、どうやら番外編で桃子と響のその後があるんですね!? 読みます読みます。
面白かったー。女の子が幸せになる話は本当にいい……。ごちそうさまでした。番外編までいただきます。
華鬼3 (レガロシリーズ)
鬼頭の生家での猛襲から逃れ、再び鬼ヶ里に戻ってきた神無たち。華鬼の冷酷な瞳の奥にひそむ孤独を知った神無は、知らず知らず華鬼に惹かれていき、華鬼は、未だかつてない思いを神無に抱くようになる。ようやく向き合い始めたかに見えたふたりだったが、不気味に笑む存在が不穏な影を落とす。そんな中、華鬼は突如ひとり姿を消してしまうのだが——。
平凡な少女と美しくも冷酷な鬼とが織り成す学園伝奇、転換し加速する第3巻!!(帯より)

国一は結局なんなんだ! と叫びました、って大事なところはそこじゃなく、華鬼が! デレはじめて! 転がるわー!! 無自覚いいねいいね!
それから、この巻を読んでて、リアルでいやぁな気持ちになったのは、桃子の携帯電話への依存でした。……いや、企みがあった上での行動なんですけど、こうもしょっちゅう携帯電話をいじっている描写が出てくると、話してるところで携帯をいじられている気持ちになってきて、なんだか……。
華鬼と神無がそろそろいい感じなので、もっとらぶらぶが見たい! と期待しつつ、続きを読む。
華鬼2 (レガロシリーズ)
「いっしょに来ていただきます。鬼頭の生家に」
響、四季子に襲われた翌日、神無は己を庇い負傷した国一の安否が気にかかり、三翼に気遣われながら学園へと向かう。だがそこに国一の姿はなく、代わりにいたのは薄笑いを浮かべた四季子と、学園に不似合いな黒服の男たちだった!
神無をめぐる鬼と花嫁。それぞれの思惑が交錯する中、神無は華鬼と共に彼の生家へと連れ出される——。
平凡な少女と美しくも冷酷な鬼とが織り成す学園伝奇、鬼頭の生家編!(帯より)

まだ話が始まって三日しか経ってないのか!? と驚愕する第二巻。
神無に殺意を向け続ける華鬼。そんな華鬼が気になる神無。そして神無に求婚した三翼。そこへ華鬼と神無に憎しみを向ける響がいて、すごく盛りだくさんです。そのせいで、若干話の進みが遅いのがじりじりするー!! 生家の人たちの思惑は掴み損なったんですけど、華鬼と神無が急接近しつつあってどきどきしました。やっぱり心の中に棲んでるんじゃーん!! 華鬼は早くデレろ!!
華鬼 (レガロシリーズ)
『連れてこい。俺の花嫁を、ここへ』
少女の前に開かれた世界は、生まれたときから既に欲望と憎悪で塗り固められていた。「鬼の花嫁」の刻印を持つ少女「神無」は、16歳の誕生日に美しくも冷酷な鬼、「華鬼」のもとへ嫁ぐよう告げられる。なかば連れ去られるように向かったその先には、多くの鬼とその花嫁たちが生活する学園があった。鬼や花嫁たちの嫉妬が渦巻き、奸計がはりめぐらされるその学園で、神無は更なる地獄をみる。彼女に害をなそうとする鬼、命をかけて護る鬼、そして、彼女を疎ましく思う華鬼。さまざまな想いが交じりあう中、華鬼の残酷なまなざしの奥にひそむ苦しさを感じ取った神無は、知らず知らずのうちに彼に惹かれていくが…。(帯より)

ネット小説の書籍化が大流行している昨今、その走りとなった(と私は思っている)作品。すみません、Web版は未読です……。そして、私は梨沙さんの作品で最初に読んだのが『時計塔の怪盗』だったというひねくれ具合です!
はまるとやばそうだと思って、積んでしまっていたのですが……やっぱりもえました。ときめきました! ヒロインがひどい環境にあって自傷癖のある子だと聞いていたのでちょっと敬遠しているところもあったのと、絶対連れ去られた先で誰も味方がいなくてひどい目に遭わされるんだ! と思い込んでいたので、三翼にちゃんと慈しまれ守られているとは思わず、ときめきました! 思い込みよくない!
鬼の設定がいいなー。花嫁ときめた女性を、心から慈しみ愛する性質、というのは、女子の夢だ。花嫁と決まったら絶対に愛してくれるんですものね。だからこそ、華鬼と神無のすれ違いっぷりがどきどきします。がんばれー神無ー!
銀河英雄伝説〈VOL.8〉策謀篇(下) (徳間デュアル文庫)
銀河帝国皇帝の亡命を受けいれた自由惑星同盟。しかし、すべてはラインハルトの思惑の内であった。わずかな交渉をも拒否する苛烈な宣戦布告——その裏には、中立だったはずのフェザーン自治領と帝国の盟約があったのだ。再び最前線となったイゼルローン要塞に迫るロイエンタールの猛攻。ミッターマイヤー率いる艦隊によるフェザーンの制圧。ヤンがいだいていた危惧は、ことごとく現実のものとなっていった。フェザーン回廊を経由しての同盟領侵攻作戦、『神々の黄昏』がついに幕を開ける!!(裏表紙より)

またまた、帝国パート。同盟パートでは、ユリアンの現在について。
うおおお、ユリアンあぶねー!! 仕掛けていく(ヤン陣営の面子としての仕事していく)から、狙われないかとひやひやしてる。あと、ロイエンタールが死ぬんじゃないかと思ってびくびくしました。
Profile
Author:月子
読んだものやら見たものやらの記録
Search
Calender
10 2024/11 12
S M T W T F S
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
Archive
Shopping
Analyzer
Counter
忍者ブログ [PR]