読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
『ジェネラル・ルージュの凱旋』で屈指の人気を誇る救命救急センター部長、速水の短編三部作が登場! 単行本に収録されたジェネラルの原点「ジェネラル・ルージュの伝説』に、新たに書き下ろした「疾風」とその後の物語「残照」を収録。さらに、大幅加筆したエッセイや自作解説で、創作の秘密を惜しみなく明かします。巻末には全作品を邑楽下年表&登場人物リスト330&用語解説辞典付き!(裏表紙より)
本編はジェネラル・ルージュまで読んでます。新聞か何かで、海堂さんは、一度書き上げた作品は最初から何度も書き直して全編推敲する、みたいなのを読んだ気がして、エッセイが収録されているならどんな風に執筆活動されているのかな、と思って手に取ってみました。
この方、めちゃくちゃ書くの速いんだなあ……ということが学べました。日記みたいなエッセイが収録されているんですけれども、他のことをしながら執筆して、期日までに上げて、週刊連載も持つことがあって、みたい忙しい環境って、すごく頭のいい人だからこそできることなんじゃなか、と思いました。
短編は、やっぱり「伝説」が面白かった! 顔色が悪いから口紅を引きなさい、というのは前に読んだ時もすごく印象に残っていて。速水の凄まじさと、けれどその若さが引き立った物語だった。
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