読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々

「何も言うな。そばにいる。…だから、心配するな」平凡女子高生・あかねと俺様形人師・美言は忽然と姿を消した同居人・ルイスを救出するためフランスに旅立つことに。しかし旅先で夫婦と勘違いされ、一夜を共に過ごすことになってしまう。あかねへの感情が恋だと自覚し始めた美言は、ある決断を下し——!?ついに明かされる過去の因縁と、動き出す美言の熱情。『華鬼』の梨沙が贈るひとつ屋根の下“キケンな恋”完結巻!(裏表紙より)
フランス旅行編。学園生活と同居ものだったはずなのにおもしろい方向に進んでいく完結巻です。
囚われたルイスを救出すべくフランスへ。幽霊屋敷の本来あった城へ向かいながら、人形師セリーヌと彼女にまつわる前世の因縁が明らかになっていく。しかしかなり駆け足で、前世組のもつれ具合がすごかったです。
三角関係がほとんど解消されたおかげで糖度は上昇。何かにつけて気にかけたり守ってくれたりする美言はかっこいい。それで終わるのかと思いきや、思いっきり急カーブして話が戻ってきたところで終わったので、置いてかれた気分でちょっと呆然としました。三巻分のあちこちに散りばめられた人物や設定は今後どこかでいきることはあるのだろうか……と気にかかる。
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「本気出さないなら、あかねのこと奪うよ?」俺様人形師・美言とナンパなイケメン・ルイス達の屋敷に借金返済のため同居中の女子高生・あかね。ある日、体調不良を起こしたあかねの魂が死神・サディアスに侵食されていると気付いたルイス。生気注入のキスであかねを救うが、それに対し美言はなぜか不機嫌に。そんな中、学園祭に現れたサディアスはあかねの魂を抹消しようとするが!?『華鬼』の梨沙が贈る同居ラブ第2弾!(裏表紙より)
二巻目の紹介文に要素のネタバレがありますが、女子高生と人形師と死神の現代ファンタジーです。一巻ではなんだその組み合わせは! となったので伏せましたが、すごい食べ合わせだと思いました。
二巻は学園祭の話。高校と大学が合同で主催する学校祭で、あかねが自分では気付かず狙われまくり、美言とルイスが奔走する話。そろそろあかねは何に関しても無頓着すぎるのではあるまいか! ちょっとぼうっとしすぎかなあと思いました。
サディアスが悪役イケメン枠なのにちょっと残念な人っぽくてわくわくするぞ! 復讐心に取り憑かれているイケメンはごちそうです。
しかし、私が一番怖いと感じるのはこの話の世界観なんですが……なんだか普通とちょっと違う感じがしてホラーのにおいがする。気のせいかなあ。

王太子妃アンヌに仕えるため、ロザモンドは王都ライサンダーを訪れる。そこで彼女を待っていたのは、薔薇の騎士の奥方であるがための貴婦人たちからの嫉妬と羨望の眼差しだった。けれどロザモンドは、持ち前の才覚を発揮し華やぐ宮廷で持て囃されるようになる。そんなある日、彼女の前にケネスの兄ユスターシュ男爵が現れる。それはロザモンドにとって、屈辱的な噂が流れるきっかけとなり!?(裏表紙より)
第三巻にあたるこれが2010年刊行で、続きが出ていない! ここから面白くなるところなのに!
知恵と才覚のあるロザモンド、宮廷へ。前巻で親しくなった王太子妃アンヌの側仕えとして、話し相手になったり、香りを調合したり、すべきことをきちんとやって評価を得ている。しかも、親友で側仕えのシェリルのお針子の腕前が大活躍! 一気に注目を浴び、ファッションと流行の第一人者となりつつある。シェリルの一代記だけでも立派な少女小説ですが、彼女は召使いという形なので表にでないんでしょうか。残念。
華やかに成功を収めつつあるロザモンドですが、義兄ユスターシュ男爵らの秘密や、夫ケネスの胸の内がはっきりしないせいもあって、宮廷ではロザモンドを軽んじる噂もある。ここでケネスが来たらかっこいんですが、どうもうじうじとぱっとしないヒーロー。従者は褒めるのに奥方は見ていないのか! そろそろ男前なところ見せてください!
気になるところで終わっているので続きが読みたいです。

周囲の誤解で意に染まぬ結婚をしたエストランジュの領主ケネスとその妻ロザモンド。けれど、ケネスは聡明でまっすぐなロザモンドに惹かれはじめ、ロザモンドもまた、ケネスに心を寄せていく。だが、五年後には婚姻破棄を申請されると信じていたロザモンドは、ケネスの妻として振る舞うことに躊躇いを感じていた。互いの気持ちに気づかぬまま、領地にある離宮に王太子妃を迎える日が迫り…。(裏表紙より)
貴族ではないけれど賢く働き者のロザモンドと、薔薇の騎士と呼ばれる容姿を持ちながら恋愛事に鈍く不器用なケネスの、期限付き結婚の行方の第二巻。二人ともはっきりしろー! というじれじれな展開です。好ましく思っているのに第一印象が悪すぎてこじれてしまった典型的なパターンですね。
王太子妃を離宮に招くことになったものの、敵国から嫁いできた十四歳のアンヌ王女は、古びた服装にすっぽりベールを被り、話もせず、お目付役の修道女が目を光らせていてなんだか近付きがたい。しかしそこはヒロイン、ロザモンドは知恵と実力で王太子妃に慕われるように。この辺りの展開が、賢い女性という感じで大好きです。薬や医術の知識があるヒロインの強さ!
そして次回はどうやら宮廷編。楽しみだ。
十四歳の岩倉玲音(レイン)は、ある日学校のクラスメートが自殺したことを知る。死んだはずの彼女が送ってくるメールや「みんな繋がっている」という言葉を発端に、玲音はリアルワールドとワイヤードと呼ばれる仮想空間を行き来するようになる。
あらすじの説明すら難しいアニメで……何を話していいのかさっぱり分からないが、分からないなりに頭の中でいろいろ想像して、自分なりに理解しようと努力してみた。
現実世界とネットワークで繋がれた仮想空間が存在する社会。人はみんな端末でコミュニケーションするという世界観なのにその説明も風景もろくにないのでしょっぱなから理解につまずく仕様。しかし、ひたひたと近付く世界の境界線が曖昧になってくる感覚が怖い。玲音の性格が複数あるのか? と思ったら、多数に同時に存在すると言われてどういうことなんだと進んでいくと……ネットワーク、パソコンで何でもできるようになる時代の入り口に作られる作品だなあという印象になっていきました。みんなが知っている私が無数にその数だけ存在する、か……と思った。でもこれって精神崩壊しないんだろうか。
とにかく専門用語多すぎ、知らないと分からないままという展開のせいで正しく読み解けないのが悔しい! それでも、人と繋がる、私が繋がらなくても友達になってくれた、というものが、この頃にももう唱えられていたんだなあと思うと、今この社会の状況は、なあ……と思ったりした。
とにかく「少女」が「ネットワークの神になる」話だと無理矢理解釈しました。終盤はすごい展開だった。オールリセット、リターンをするのにたぎった。めちゃめちゃたぎった。過去、現在、未来を観測する、どこにでもいる私。いつか会える私。
ちょっと色々調べて、感想とかを読んでみよう。
あらすじの説明すら難しいアニメで……何を話していいのかさっぱり分からないが、分からないなりに頭の中でいろいろ想像して、自分なりに理解しようと努力してみた。
現実世界とネットワークで繋がれた仮想空間が存在する社会。人はみんな端末でコミュニケーションするという世界観なのにその説明も風景もろくにないのでしょっぱなから理解につまずく仕様。しかし、ひたひたと近付く世界の境界線が曖昧になってくる感覚が怖い。玲音の性格が複数あるのか? と思ったら、多数に同時に存在すると言われてどういうことなんだと進んでいくと……ネットワーク、パソコンで何でもできるようになる時代の入り口に作られる作品だなあという印象になっていきました。みんなが知っている私が無数にその数だけ存在する、か……と思った。でもこれって精神崩壊しないんだろうか。
とにかく専門用語多すぎ、知らないと分からないままという展開のせいで正しく読み解けないのが悔しい! それでも、人と繋がる、私が繋がらなくても友達になってくれた、というものが、この頃にももう唱えられていたんだなあと思うと、今この社会の状況は、なあ……と思ったりした。
とにかく「少女」が「ネットワークの神になる」話だと無理矢理解釈しました。終盤はすごい展開だった。オールリセット、リターンをするのにたぎった。めちゃめちゃたぎった。過去、現在、未来を観測する、どこにでもいる私。いつか会える私。
ちょっと色々調べて、感想とかを読んでみよう。
![glee/グリー 踊る♪合唱部!? vol.1 [DVD]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/51aQ951NOSL._SL160_.jpg)
マッキンリー高校のグリークラブ・ニューディレクションズ! の顧問ウィル・シュースターは、部活動の功績や経費などの理由で、チアリーディング部顧問のスー・シルベスターの圧力で、廃部させられることに。存続させるには、ある程度の成績を残さなければならない。部員を集め、地区大会、そして州大会に優勝するため、個性豊かなメンバーが揃ったが……。
かなりゆっくり見ていて、最近になってシーズン1を見終わりました。見ている途中、メインメンバーであるフィン役の俳優さんが亡くなられるとは思いませんでした……。
かなりコメディで、合唱メインの部活動ものかと思いきや、様々な社会問題を取り上げていて、みんなそれに振り回されたり悩んだりと、なるほどなあと思ってみる部分がたくさんありました。個人的に一番好きなのは制服の記号化(チアリーダー、アメフト部員たちはいつ何時もユニフォームを着て絶対に私服で登場しない)で、極端な設定のおかげでキャラクター性がはっきりして楽しい。高校という場所に必ず存在するであろう文化系への見下し、いじめはもちろん、社会問題でもある人種問題、性差別、同性愛、ジェンダー、性の問題、障害者問題、片親などの家庭問題などなど、メイン人物全員が何かしらの問題を抱えている。一話一話でそれらを大きく捉えて、それをなんとかしようとしながら、それにまつわる歌を披露したりなどして、みんなちょっとずつ答えを得ていく。
明るさと暗さのバランスが取れていて、噴き出すところもあれば、シリアスになることもありましたが、ばらばらだった部員が結びついていくところがとてもいい! クインに対する周囲の理解と優しさは、染みました。
そして、この作品のメインである歌が、本当に素敵だ! 舞台のシーンは何度見てもいい。最近のナンバー、名曲、ミュージカルなど色々で、私は「Defying Gravity」が聞けて本当に嬉しかったです! レイチェルとカートの歌声の素晴らしさ! そして、レイチェルとシェルビーの「I Dreamed A Dream」。レミゼ知っててよかった!! と心から思いました。知っているだけですごく楽しい。毎回、ある程度見てはサウンドトラックを探しにいくようにしていたくらいで、本当にいい歌ばかりでした。映像では「Don't Rain On My Parade」を何度でも見たい! と思いました。あそこのレイチェルがすごすぎて。シリアスな曲もみんなしっとりと歌い上げてくれるのですが、何より一番すごいのが明るい曲で、「Don't Stop Believin'」「Jump」「My Life Would Suck Without You」など、勢いがある曲がもうめちゃくちゃ楽しそうで楽しそうで! 見ていると涙が出てくるセンチメンタルな視聴者でした……。
ところで、私はピアノのおじさんがとても好きです。どうして彼がクローズアップされないのだ。いつでもどこにでもいるよね……と思っていたら「I Dreamed A Dream」の回でそんな話をしていて噴きました。
本当に面白かったです。シーズン2を待機させているのでまたゆっくり見ていきます。オススメ、ありがとうございました!
多分一度聞いてみても損はないサントラ1。

![シャレード [DVD] FRT-095](http://ecx.images-amazon.com/images/I/51Fu8R3HM4L._SL160_.jpg)
愛がないと夫との離婚を決意したレジーナ・ランパート。だが、夫が列車から投げ捨てられて死に、殺害容疑がかかる。しかも米国大使館のバーソロミューが言うには、ランパートは偽名で、彼は複数の名前を持つCIA工作員だったというのだ。そして、夫ら四人のスパイが持ち逃げしたという25万ドルは、死んだランパートが持っていたはずだという。25万ドルの行方を知っていると疑いをかけられ、逃げるレジーナは、偶然出会ったピーター・ジョシュアに助けを求めた。
リメイク版があるとは知りませんでしたが、私が見たのは1963年のオードリー・ヘップバーンのもの。
おおおお、面白かったぞー!
序盤はなんだかまったりとサスペンスで、本にするならロマンティック・サスペンスというジャンルかなーと思って見ていたんですが、段々「お前は誰だ!?」になってくるところがすごくはらはら、どきどきでした! しかし、鑑賞中、家族が思わせぶりなことを言って去っていったので、25万ドルの行方が知れてしまったのが……心残りです……。こういう変なところで勘が働く自分が嫌いだ。
とにかく、オードリーの可愛らしさ、チャーミングなところ、小悪魔的なところも素晴らしかったです! 服装も可愛い。本当に美人だよなあ。彼女を見たのは子どもの頃の「ローマの休日」が最初なんですが、子供心にも彼女はすごい美人だと印象づけてしまったオードリーはすごい。
そんなオードリー演じるレジーナが、ちょっと拗ねてみたり、笑ったり、不安がったりと女性らしい魅力的な表情をくるくると見せてくれて、ピーターと惹かれ合っていくところはどきどき。ラストも笑ってしまうくらい素敵で、とても面白かったです!
オススメ、ありがとうございました!
![ハイスクール・ミュージカル [DVD]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/61Kihjvq2jL._SL160_.jpg)
イースト高校のバスケットボール部花形選手のトロイ。天才と呼ばれる数学少女ガブリエラ。二人は大晦日に行われたパーティで無理矢理歌わされることになったが、その相性は抜群。運命を感じた二人だったが、トロイの前からガブリエラは不意に姿を消してしまう。しかしその後、学校にガブリエラが転校してきた! 学校では、バスケットボールの決勝戦、科学部の科学コンテスト、演劇部のミュージカルオーディションが控えている最中で……。
私が見たのは無印。これ、どの順番が正しいのか分かるようにしてください公式さん! と思った。間違って借りてきたのかと焦ったぜ……! 無印、2、ザ・ムービーが正しい順番なのかな?
すんごくハッピーな気分になれて最高でした! 見終わった後、困惑するぐらい幸せな気持ちでいっぱいで、いいなあいいなあ! とごろごろしてしまうハッピーな映画でした。とてもよかった!
カーストの天辺にいる運動部の花形であり学校のスター選手が、歌を歌う。それを否定されてしまうのはあちらの国の風潮なのだなと思いましたが、でも日本でも運動部の子が合唱部を掛け持ちしていたらえーっと言われてしまうかもしれないなあと思い直したり。個人的には全然、二つのこともできるなんてすごいじゃないか! と思うのですが。
みんながみんな、否定して、トロイはてっきりいじめられると思っていたのですが、あるところでは「私/オレ、実は……」ということが展開され、やっぱりみんな枠に嵌められるの嫌なんじゃないか、と感じたりもして。そうしてバスケ部員たちが選んだことは、すごく勇気があって、優しいことだと思います。望むことを叶えられた感じで、それだけで見ていて嬉しかったです。
ガブリエラがなー! 何を言われてもにこにこと聞いている頭のいい子、という安定したヒロインで、たった一つ、本人の口から聞いたことに傷ついてしまうところも可愛かったりなどして、とてもいい子! 彼女がいなければトロイは何一つ選べなかったのではないかなあと。
オーディションを邪魔するシャーペイとライアンの姉弟は、すんごく馬鹿ですが一芸に秀でていてとても楽しかったです。こういう悪役は大好き!
どういう風に問題を解決するのかとはらはら見ていたのですが、吹き飛ばすくらいハッピーなエンディングに辿り着いて、もう最後に「わあああ!」と声を上げたくなるような終わり。すっごく楽しくて、幸せで、ああもうみんなよかったね!! と肩を叩きたくなるような、そんな映画でした。すごく楽しかった!
オススメ、ありがとうございました!
![映画 クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ! オラと宇宙のプリンセス [DVD]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/612ecS6uojL._SL160_.jpg)
ある日、おやつのプリンを食べられたことで「ひまわりなんていらない!」と怒ったしんのすけ。すると、ヒマワリ星なる星から、ひまわりが宇宙を救うひまわり姫だという者たちが迎えにきた。怒っていたしんのすけはひまわりを預ける契約書にサインをしてしまう。そして、野原一家はヒマワリ星に招待され……。
ひまわりが宇宙を救う姫だと言われてさらわれてしまった。ひろしとみさえは必死になってひまわりを取り戻そうとするけれど、宇宙の平和、ひいては地球の未来のためにひまわりを手放すべきかどうかを悩む。一方、しんのすけは一時は怒っていたものの、ひまわりを宇宙の一つ、世界が異なる星に置き去りにして、何年も会えないのは嫌だ……と行動を起こす。かすかべ防衛隊は今回はおやすみ。ともかく家族が怒る! 叫ぶ! 走る! なんですが、導入がちょっと長く、わくわくというよりは世界設定(『暇』という要素が関係するので)のせいもあってちょっとまったりです。もうちょっとはらはらしたかった。
しかし、ひまわりの命名シーンや、ひろしがひまわりの未来を思うシーンはやっぱりいいですね! 私はひまわりの命名シーンがすごく好きです。あんなにみんなが喜んで大騒ぎする話もなかなかないよなあ、と。
彗星がやってくる。その事実を調べるべく天文台へ向かうことにした、ムーミン、スニフ、ミイ。途中、旅をしているというスナフキンと出会い、また、スノークとフローレンの兄妹に出会う。
原作は未読。そうなんです未読なんです。だから日本のアニメでのムーミンしか知らない。
みんな、寛容だなあ……。
誰も目を吊り上げて怒らないし、喧嘩しないし、おいおいと突っ込みたくなるようなことばかりする人もいるのに。穏やかで優しい人たちばっかりだ。和む。
しかし、物語は、世界が滅ぶんじゃないかという大彗星が近付いているという危機的状況。世界を救うわけでもなく、ただ家族や近しい人とみんなで助かるように逃げて、彗星が去るのを待つムーミン一家。色々ありえないところがいっぱいあるのですが、ムーミンママとムーミンパパがいい人だったのでもういいやー。
私は昔、ミイの口の悪さがすごく嫌いだったのですが、今見ているとミイはなんて正しいんだろうと思って、ミイが好きになりました。逆にもっと可愛いちゃんとした女の子だったフローレンは、ちょっと考えの足りない女の子で、ううんとなってしまった。
そして主題歌がすごく素晴らしいなと思いました。
しかしフローレンを見つけたムーミンが異常なほどヒーローになってしまったのだけは噴き出しました。これ、台詞がいちいち面白いですね……? 今時演劇でも言わないよ! というやりとり。
原作は未読。そうなんです未読なんです。だから日本のアニメでのムーミンしか知らない。
みんな、寛容だなあ……。
誰も目を吊り上げて怒らないし、喧嘩しないし、おいおいと突っ込みたくなるようなことばかりする人もいるのに。穏やかで優しい人たちばっかりだ。和む。
しかし、物語は、世界が滅ぶんじゃないかという大彗星が近付いているという危機的状況。世界を救うわけでもなく、ただ家族や近しい人とみんなで助かるように逃げて、彗星が去るのを待つムーミン一家。色々ありえないところがいっぱいあるのですが、ムーミンママとムーミンパパがいい人だったのでもういいやー。
私は昔、ミイの口の悪さがすごく嫌いだったのですが、今見ているとミイはなんて正しいんだろうと思って、ミイが好きになりました。逆にもっと可愛いちゃんとした女の子だったフローレンは、ちょっと考えの足りない女の子で、ううんとなってしまった。
そして主題歌がすごく素晴らしいなと思いました。
しかしフローレンを見つけたムーミンが異常なほどヒーローになってしまったのだけは噴き出しました。これ、台詞がいちいち面白いですね……? 今時演劇でも言わないよ! というやりとり。