読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
魔物の棲む森の領主になったムイは、ボロボロになってしまった契約書を造り直そうと計画していた。しかし、魔力を秘めた契約書の材料は、聞いたことのない異界の物ばかり。森の賢者・クトーに、森の奥でなら見つかるかもしれないと言われ喜ぶムイだったが、苦手な美貌の執事・フィンドルと行動することに! どうやら森の奥には、領主との契約を拒む者たちが隠れ棲んでいるらしくて…!?(カバー折り返しより)
ピクテ・シェンカの不思議な森シリーズ第3巻。領主として次第にこの子は違うぞ? と感じられ始めているムイの話、だったかな。めんどくさいと言いながらも、まっすぐでお人好しなムイはかわいいなー。
今回はフィンドルとの話。なんだかこのシリーズ、乙女ゲーみたいなにおいがしてきたなー。「魔物の棲む森の領主になってしまった主人公。魔物たちに領主と認められるために奮闘する彼女に、様々な男性(魔物)が現れて……!?」みたいな。楽しそう。
まだまだ伏線が張り巡らされている感じで、黒幕は動かない。けど挿絵のティッセがめっちゃ美人できゃーってなった。こういう眼鏡美人大好き。
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順調に交際を続ける綾那と相沢の部署に、新入社員・柏木美優が配属されてきた。相沢に一目惚れした柏木は、綾那にライバル宣言をする。仕事の忙しさで思うように会えない上に、柏木に翻弄され、二人の気持ちはすれ違い、やがて相沢は綾那に一方的に別れを告げる。失意の中にいる綾那は吉村からプロポーズされる。過去に囚われた相沢。そして、綾那が出した答えは——。(帯より)
オタク女子×俺様上司の恋愛物語第3巻で完結。これ書いてて気付きましたが、二巻からもうオタク関係ないじゃないか!笑
将来を見据えた途端に、すれ違いと過去が理由で別れてしまう二人。しかし、どうしてこうライバル女子っていうのは「抱いてください」って迫るものなんでしょうか。落とせる自信のせいか……。
お互いがお互いを好きすぎるせいで、ハッピーエンドなんだろうなと予測はしていましたが、安心と安定のハッピーエンドでよかったです。
16歳の少女・ムイは、祖父から禁断のピクテ・シェンカの森を受け継いだ。だが、住人はいないはずのその森には、秘かに異界の魔物たちが住んでいたのだ。美形の双子・ルズとリアーニをはじめ、習慣も考え方も違う住人達に振り回されつつも、領主になると決意したムイだったが、もと婚約者にしつこく求婚されて…!? そんな中、ムイの通う女学校の生徒が不審者に襲われる事件が相次ぎ……。(カバー折り返し)
ピクテ・シェンカの不思議な森シリーズ2巻。領主になったムイの周りで再び事件が。キハネのあれこれは放置でいいのかーと突っ込んだり1巻で不穏な動きをした人はそれほど関わってこなかったり、ちょっと物足りなーい!! だがしかしラーシェンがかっこよかったのでよかった。狼を従える王かっこいい。
この本、挿絵が多くて楽しいなー。足抱えのだっこすごく好きだ!! 軽々抱っこする男の人ってときめき。
貴族がお忍びで使うような真っ黒な馬車が現れてから、普通の少女だったムイの人生が変わった。国の西に広がる「禁断の森」の領主となってしまったのだ。祖父のお葬式の後、遺産分配にやってきた弁護士と、黒い馬車に乗っていた二人の美形の男女・ルズとリアーニ。彼らに「何もしなくてもいい」と言われて契約書にサインをしたのだけれど、森に住むのは異界からやってきた魔物たちだった!(カバー折り返しより)
めんどくさいことが嫌いで、気の強い少女ムイが、魔物たちの住む森の領主になってしまった。魔物は強い力を持っているし、人間の常識は通用しないしでムイは大変な目に遭ってしまう。髪を切るという勢いがいい子なのかと思ったら、案外冷静で、まっすぐな気性の子で、ムイはかわいいなー。
まだまだ序章という感じで、恋の相手役も決まっていないようだし、続きを読むぞ。
イギリスの田舎町、五人姉妹のベネット家の隣に、青年紳士ビングリーが引越して来る。温和で美しい長女ジェーンと才気溢れる次女エリザベス、そして快活なビングリーとその親友で気難し屋のダーシー。ところが、エリザベスが高慢で鼻持ちならぬ男と考えていたダーシーが、実は誠実で賢明な紳士だと判った時……。二組の恋の行方と日常を鋭い観察眼とユーモアで見事に描写した名作。(裏表紙より)
映画の「高慢と偏見」(1940年)「プライドと偏見」を視聴済み。原典を読もうと思って、ちまちま読んでいたら二ヶ月もかかってしまった。
高慢な男と偏見を抱いた娘が、嫌い合ったり歩み寄ったりでもすれ違ったり、周りも周りでてんやわんやで、特に大きな事件が起こるわけではないのに楽しかったです。エリザベスが自覚したり赤面したりするところが可愛い。彼女は本当に頭のいい人なんだな。こう、歩み寄っているのに相手の方がつれないというところが非常にもだもだしてしまった!
厚顔で無知で恥知らずな家族に囲まれ、ジェーンもエリザベスもとても苦労するけれど、最後はハッピーエンドでよかった! 今度はBBCのドラマを見たいなー!
オススメ、ありがとうございました! にやにやしましたー!
容姿も性格もヒエラルキーも、それぞれまったく違う、本来なら接点がないはずだった彼女たち。彼女たちを繋ぐのは、デビュー前のアイドルグループ「スノーホワイツ」のファンであるということ。2.5次元を愛する女性たちの「愛」の物語。
やばー面白ー!! とあっという間に読んでしまった。痛いような、辛いような、けれど変に可笑しい、女の人たちの、愛が! 重い!! という話でした。
ヒエラルキーはそれぞれ、頂点の女、上から三番目の女、普通、下から三番目、底辺。上二つは分からないけれど、普通から三つはあるある分かるーと思ってしまう。でも五人とも、言動がどう見てもドルヲタですありがとうございました。こうちょっとした会話とかがさー! リアルで!
これだけヲタが大勢いると中にモノホンが混じってますという感じがやばかったです。コミケに医者とか消防警察がいる感じを想像しました。経営コンサルトで一億円とかどないやねーん!
それでどうでもいいことに、ちょっと気になったのが、拍手ってシステムは普通の人には分かるものなんだろうかということでした。今は普通のブログにも拍手機能がデフォルトでついているから分かるものなのかなあ。
めちゃくちゃ面白かったです。
懸賞で当選した南の島旅行に旅立った和志。しかし、到着したのは無人島——しかもそこには和志にしつこく求愛してくる風変わりな画家・明仁が待ち構えていた!!「二人きりで話がしたかった」という明仁を警戒する和志だったが、豪華な屋敷や和志の好みを調べ尽くした明仁のおもてなしは完璧。しかも同性は無理と避けてきた明仁が、名家育ちゆえのちょっと愛情表現がずれてるだけの好人物だとわかり、和志は酔いに任せて唇を許してしまうが…!? ドキドキ無人島ラブバカンス!(裏表紙より)
気が強い受けと、名家出身のちょっとずれた攻めの、無人島バカンス。BLといっても濃くなくて、二人が理解し合うまでの可愛らしい話でした。無人島でいうと、多分攻めがあの手この手で受けを物にしようとするんでしょうが、この話の明仁は、あくまで和志の気持ちを尊重して、忠犬にも程があるよ! というほど耐える。丁寧で穏やかな態度を崩さない。ここが可愛い! 和志は素直になれなくて、でもだんだんと相手を認めていくところがいいな。
攻めがかわいいなーと思う話でした。
咲原綾那、25歳。マンガとゲームが大好き。仕事が忙しいのをいい事に、恋愛をせずに現実逃避の日々を送っていた。そんな時、綾那の勤務先である広告代理店に一人の男が異動してきた。相沢稜、32歳。イケメンで爽やかで優しい相沢は、理想の中の理想の上司。しかも、綾那が大好きなマンガのヒーロー似。バラ色の日々のはずが、綾那は相沢の本性を知ってしまう……。(帯より)
作品投稿コミュニティE★エブリスタの電子書籍大賞優秀賞受賞作品。オタク女子とイケメン腹黒上司の恋愛もの。ネット小説? でもケータイ小説っぽい。
主人公である綾那の一人称で進むんですが、もう突っ込みどころが多すぎたわー! いろんな人に矢印出されているのは恋愛ものの定番だとしても、一人で自分の世界に入ってぶつぶつ言っているのはちょっと恐いぞ! でもそんな綾那の趣味を知った相沢がぶはははと大爆笑してくれるところはよかったなあ。とりあえず一巻はそんな二人が好きなの嫌いなのとじれじれする感じでした。
活字であればなんでも読む
子供のころから「読むことが大好き」だった著者。絵本や児童書を始め、父親の本棚にあった吉川英治や西村寿行、司馬遼太郎、はたまたお姉さんの本棚にあったアガサ・クリスティや星新一、落合恵子……、特に決まった読書傾向はないものの活字であればとにかく読む。そんなセイコの読書にまつわるエピソードを「占い」「たべもの」「恋愛」「ホラー」「エロ」などのテーマ別に紹介。(裏表紙より)
コミックエッセイ? 文庫の形なんですがイラストと手書き文字で書かれています。どこから読めばいいかちょっと迷う瞬間がありましたが、こういう読書エッセイは初めて読んで、面白かった。2003年の本なのでちょっと古いかもしれない。下ねた多いです。
が、その下ねたが面白いのだよなあ。初夜をテーマにアンケートをして、話を聞いてみたりしたものをまとめてあるのですが、ほーほーなるほどーみたいな。「個人的エロ」も面白かった。その疑問確かに……と頷いた。ちょっと実物の雑誌気になるなあ。