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読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
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イギリスでは、家は建築された時代、様式、どのように改装され、美しく保たれているかという観点で価値が決まる。そんなイギリス各地の家々をスケッチし、その魅力を探る本。

外観や内部のスケッチが綺麗で素敵。長く住まれてきた家、住人が大事に手を加えてきた家にすごく心を惹かれるので、たくさん見ることができて嬉しい。カラー刷りなのもとても豪華で嬉しい!
家の構造や特色についても軽く触れられているので色々と参考にできそう。
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元刑事で現在は犯罪心理学の分野に身を置いている高倉は、妻と愛犬とともに一軒家に引っ越した。だが周囲は近所付き合いができそうにもない家ばかり。そのうちの一つ、西野家の西野氏はどうにも言動がおかしい。高倉が仕事に奔走している間に、妻に魔の手がかかり……。

軽い気持ちで見始めたら思っていた以上にサスペンスでどきどきしました。俳優さんたちの演技がすごい。サイコパスの演技がもう怖い怖い。
事件が入り組んだ挙句、自分が知らないうちに家族に被害が及んでいるのはサスペンスというよりはホラーの領域かもしれない。薬物のせいとはいえ、操られる形で犯罪を幇助するのはなんかもう、どうしようもなくてうわー!! と思いました。
妻の康子が怒りながらミキサーを回すところ、ぐちゃぐちゃにする、混ぜ合わせる、騒音で耳をふさぐという描写だったのかな。あのシーンが一番怖かったかもしれない。
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進学時期の西根公輝は、ある日友人の二階堂とともにH大学の獣医学部から逃げ出したハスキー犬の子どもと、それを探していた漆原教授と出会う。ハスキー犬を貰い受けることになった公輝は、最終的にH大学の獣医学部に進学。個性的な教授たちや学部生、家では祖母と動物に囲まれ、公輝の日々は賑やかで騒がしい。

漫画原作。漫画がすごく好きだったんですがドラマ本放送時はなかなか見ることができなかったのでこの度再視聴。
ハムテルや菱沼さんの人物像がちょっと違うような気がしたものの、エピソードはやっぱり面白い。
あの頃はちゃんとわかっていなかった俳優さんたちの豪華さにひえーと思いました。ちょい役であの元女優さんとかあの子役さんなの??? とびっくりした。そういう驚きも含めて、楽しい再視聴でした。
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戦国時代、代々ヒラ忍者の家系に生まれた乱太郎は、一流の忍者を目指して忍術学園に入学する。一年は組に所属することになった乱太郎は、きり丸、しんベヱといったクラスメートたちとともに賑やかな学校生活を送るが、あることをきっかけにプロの忍者たちと対決しなければならなくなり……。

「忍たま乱太郎」の実写映画。子どもたちの可愛いこと! 楽しそうだなあ、とにこにこしてしまった。
子どもたちの無茶苦茶ぶりに大人たちが振り回されているのですが、アニメなどではそう目立っているように思えなかった教師陣も、実車となると迫力が増し、個性的すぎて二度見してしまう笑 特に見た目。こんな見た目で忍者なの……? みたいな。
しかし戸部先生はかっこいいな……。アニメでも結構好きだったんですが実車は役者さんの見た目もあってすごく好みでした。
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彩雲国。紅家の娘の紅秀麗は、貧乏な家のために報酬目的で後宮入りし、王の教育係となる。彼女の本当の夢は官吏となってこの国を支えることだったが、女の身では叶わない。だからせめてという思いもあった。この出会いをきっかけにぼんくら王を演じていた紫劉輝は政に関わるようになり、秀麗の夢はやがて実現へ向けて動き始める。

角川ビーンズ文庫の『彩雲国物語』シリーズのアニメ化。原作は二巻まで読んだはず。
思っていたよりアニメが長く、見終わるまで長期戦だなあと思っているところです。
秀麗が着実に役人として出世していくところが堅実で面白い。茶州での事件が大きく心を揺さぶってくるのが、実に少女小説……。朔洵はなんてずるいやつなんだろう! とハンカチを揉んでしまった。
第1シリーズ終盤では劉輝の顔つきがすっかり変わって大人に、そして王になっていて、嬉しいと同時にちょっと寂しい。でも秀麗はどんどん成長しているし、劉輝も力をつけて二人で並び立ってほしいな!
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書き物業を生業としている私は、読者から不思議な話を集め、物語として仕立てたものを発表している。これは、そのようにして集まった10の話。「残穢」のスプンオフ作品。

『鬼談百景』に収録されている怪談を10作品映像化。すべて監督が違うのだそうで、アンソロジー映画なんですね。
「残穢」の私がナレーションをしてくれるので、続き物感が出ていてとてもよかったし、語り口が淡々としているのに聴きやすくてすごくいいなあと思いました。でもこれを見てから「残穢」に行くと怖さましましだっただろうから、逆の順番で見てよかった……。
ありえないものに襲われたり、見たり、声を聞いたりと、不可解かつぞっとする展開ばかりなのでずっと見ていると救いがないとわかって恐怖に慣れてしまうんですが笑 しかしこういうものに遭遇して怪我をして血の色を見ることになると、恐怖感とはまた違い、悪意にさらされている気がしてぞっとします。
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仕事ばかりして家庭を顧みないトムは、娘の誕生日に猫をねだられる。猫嫌いながらも周りの意見を受け入れ、しぶしぶ猫を連れて帰ろうとするが、その帰り、高層ビルで事故に遭ってしまう。そして目覚めたトムは、なんと自分が猫の中にいることに気付き!?

仕事ばっかりのおじさん、猫になる。ハートフルな導入で、話も家族とのすれ違いや仕事における部下の乗っ取り計画など、王道。なのにどうしても突き抜けられない感。でもそんなに嫌いじゃない。無理矢理感も味、という印象です。
猫になるようなおじさんなので、だいぶとアレな性格のトムですが、猫であることを通して見えてくるものに気付けるというのはやっぱり変身ものとしての醍醐味ですね。猫は基本的に可愛いんですが、いまの技術ならもうちょっと本物っぽく可愛らしくCGで作れたのかな。
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これまで4匹の猫たちと暮らしてきた著者が綴る賢く、かわいい猫たちとの日々のエッセイ。そして、4つの季節と、猫にまつわる短編小説を収録。猫のもつ不思議な力によって、物語は意外な方向へ…。(カバー折り返しより)

猫との暮らしのエッセイと、猫と長崎を題材にした四つの短編を収録。
猫が好きで、猫がいる毎日が当たり前なんだなあ、といういい意味で特別感のない優しい日記のようなエッセイ。
私は犬も猫もいない家庭で生まれ育ったので、犬が好き、猫が好き、と当たり前のように言える人たちが実はちょっと羨ましいのです。いやしかし写真の猫さんたちの可愛いことよ。
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殺人など事件が起きると、警察、被害者の遺族、容疑者の知人らへの取材に奔走する新聞記者。その記者がほとんど初めて、容疑者本人を目にするのが法廷だ。傍聴席で本人の表情に目をこらし、肉声に耳を澄ましていると、事件は当初の報道とは違う様相を帯びてくる——。自分なら一線を越えずにいられたか? 何が善で何が悪なのか? 記者が紙面の短い記事では伝えきれない思いを託して綴る、朝日新聞デジタル版連載「きょうも傍聴席にいます。」。「泣けた」「他人事ではない」と毎回大きな反響を呼ぶ28編を書籍化。(裏表紙より)

いくつかニュースで読んだ覚えがあるな、という事件の裁判の内容が収録されていて、興味深く読みました。
女性器を芸術として発表したものの猥褻物と判断され逮捕された事件。ある野球関係者の覚醒剤所持の事件。制服を盗んだある芸人の事件。通学路で起こった事故、被害者は過去に家族を同じく交通事故で亡くしていた事件。
正しい裁きだったのかは置いておいて、様々な事情、色々な出来事が積み重なって起こってしまう悲しい事件もあるし、あまりにずさんな行動の結果に起きたやるせない事件もあるし、と読んでいて息苦しくなる。
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雑誌やウェブ等で発表された詩をまとめ、加筆修正を行った刺繍。

言葉がとても若い! 読んでいると、なんだか声に出して滔々と語りたくような作品だなあと思いました。思いきり叫んだり、流れるように呟いたりしてみたい。
言葉の並びが、どこにも所属できない、曖昧な場所に漂っている感じがあって、不思議な読み心地でした。
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Author:月子
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