読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々

音に反応する怪物に支配され、人はこれまでもすべてを失い、音の立てない生活を強いられるようになった。アボット一家は、長女リーガンに聴覚障がいがあったために手話によるコミュニケーションが可能で、父親のリーのリーダーシップもあり、たくましく生き延びていた。しかし幼い末子が不慮の事故で亡くなり、目の前で弟を亡くしたリーガンの補聴器は不調、母親のイヴリンは出産間近で、長男のマーカスは自分は愛されていないと疎外感を覚えている状況で家族の絆は軋んでいた。そこに運悪く怪物の襲撃を受けることになり……。
うっかり先に続編を見てしまったので、遡って最初の作品を見ました。
常に脅威に晒され、なんとか家族と一緒に過ごしていて手話という手段を使えても、気持ちを伝えることが難しい状況。親も子もそれぞれ苦しみを抱えているなかで、とうとう一家に死の危険が迫るという家族ものの要素がある作品。
ホラー作品でこうやって子どもの成長を描くって面白いなあと思って見てました。しかも続編ではさらにリーガンが強くたくましくなるという。未来への希望をえがくラストがよかったです。
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