読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々

強い絆で結ばれていた東京卍會。それが凶悪な犯罪者集団となったのは、辛く苦しい事件が原因だった――東京卍會を守る。そのためにいずれ暴走してしまうマイキーを守らなければならないと再びタイムリープした武道は、とうとう血のハロウィンを迎え……。
続編二部作の後編。仲間が好きで、思い合っていて、守りたくて、でも自分を曲げられない不良たちがめんどくさいんだけれど熱い。不良をいかに格好よく描くかという作品なんだなあ。マイキーが抱える寂しさや、各々の持つ闇の部分が人間臭くていい。
しかしぎりぎりのところで回避するよなあと思う。武道の不器用さを感じるんだけれど、そこがいいというか。過去に飛ぶ、未来を変える、何度だって、という思いは傷だらけになる覚悟でもって果たされるものなのかもしれない。
PR