読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々

何故私はここにいるのだろう? 気が付くと見知らぬバーにいる二人。二人を迎えたバーテンダーはデキムと名乗り、これから命を賭けたゲームをするように告げる。実はこのバーを訪れるのは互いに関わりのある、すでに死んだ二人なのだ。そうして明らかになる死の真相。果たしてこのバーは何のためにあるのか?
ダーツ、ボウリング、アケゲーなど、何らかのゲームで二人を対戦させて、その死を裁定するという、人間の複雑さと、人ならざるものたちの変化を描くちょっとミステリー要素がある作品。
主要登場人物以外に出てくるのはゲームをする二人なんですが、心残りや裏切り、入り組んだ人間関係を描いているものが面白くないはずがない。話が進むにつれてトーテムに所属する面々のことがわかる話も入ってきて、面白く見ました。贅沢を言うならもうちょっと人間同士の話が見たかったなあ。
PR