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読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
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「バード・ボックス」

「これから長い旅に出る。目隠しは絶対に外してはいけない。声を出してはいけない。守れなければ死ぬ。いいわね?」マロリーは小さな少年少女たちに言い聞かせ、視界を覆い、ボートに乗って川を下り始める。何故、そんなことになってしまったのか? それは五年前、「何か」を見た人々が突然自傷行為や殺人に走り、世界が変わったあの日から始まる。

見えない「何か」を見ると、正気を失い、自殺、殺人などを始めてしまうことで、あっという間に世界中が終末へと向かおうとする。何かを見なければ大丈夫だと、当時妊娠中だったマロリーをはじめ、とある家に避難して来た人々だったが、閉じこもる生活が長く続くはずもない。危険を冒して食料を求めて外に出たり、新しい逃亡者を迎え入れるなどしたことで、仲間が減っていく。
何かに似ているぞーと思ったら「ハプニング」ですね。何かに襲われて突然世界が終わるという。こういうのってその「何か」がなんなのかはどうでもよくって、ある日死に追いかけられたとき、人間の恐ろしさと真の強さが見えてくるというか。この作品は多分「見えるものがすべてではない」ということだったのかなあという気がしました。見えないからこそ恐ろしい、見えないからこそ、強い。そんな感じ。
途中、話の展開のスピードを上げるために投入された新しい登場人物ゲイリーと、「それ」を目にしても普通に行動できる人々の設定、そして最後の約束の地の種明かしが、おおっと思いました。面白かったです。
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月海原学園に通う岸浪ハクノは、ぼんやりと流されるような日々を過ごす中で「この月のすべてが憎い」という憎悪に襲われることがままあった。平穏な日常が終わりを告げたとき、彼に前に剣を手にし赤いドレスを身にまとった少女が現れ、告げる。「答えよ。汝が余の奏者(マスター)か?」かくして、月における聖杯戦争の幕が上がる。

EXTRAは未プレイなのであんまり知識がなかったのですが、おお、FGOに登場するサーヴァントの出典はここなんかな? という驚きがあり、楽しかったです。EDの変化がとってもとってもよかったです。変化するOPやEDが好きなもので。
無気力でいて、心の奥に闇や狂ったものを抱えている主人公が、どこまでもまっすぐながら寄り添おうとしてくれるサーヴァントと心を通わせ、戦っていく展開は、王道だからこそやっぱりよき。設定や関係性がFateならではという感じがします。何が一番よかったかというと、ハクノとセイバーの最後な。ハクノの選択が実に「主人公」で胸熱でした。
「夫のちんぽが入らない」

大学時代に出会い、卒業と同時にその彼と結婚した久美子。しかし、付き合っていた当初から夫・研一との夫婦生活は上手くいっていなかった……夜の営みで、彼女の中に彼が入れないのだ。そのことが久美子と研一の人生を少しずつ歪ませていくが……。

原作は読了済。タイトルとその内容の強烈さに、惹きつけられる一方で、性をタブー視しがちな価値観を持つ環境で育ってきた人間としてはあんまり大きな声でその内容を話せない感じがしたり。でも、淡々とした文章の中に悲痛さと定款が滲んでいて読んでいて苦しかったんですが、ドラマもまた、その空気が非常に濃い。俳優さんたちの表情や声に現れる分、見ていて常に息苦しい。「生きづらい」という言葉が浮かびます。
そんな感じで最終話まで進んでいくので、途中でくじけそうになったんですが、最終話、ふわっと解放された感じがあって、ほっとしました。同じ悩みを抱えている人はこの世界のどこかに必ずいて、このドラマのように楽になれることはないかもしれないけれど、幸せであってほしいし、夫婦の愛情について他のことで悩んでいる人たちも幸せあれ、と思いました。
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田舎に引っ越して来た医師のルイスとその家族。敷地内には動物たちが埋葬されるペット・セメタリーがあった。ある日不慮の事故で死んだ愛娘の愛猫をそこに埋葬したところ、凶暴になって蘇ってきた。不思議な力を持つ墓地が惨劇を呼び、ルイスは大事なものを失っていく。

リメイク版。中盤以降の展開がオリジナルなのかな? 
もともとの作品は制作年が制作年だけにチープなホラーって感じなんですが、これは映像も綺麗でひたひたと怖いのに、だんだんとB級映画的なオチに至ったのだが面白かったです。うおーい! そこでその終わりかーい! みたいな。起こったら嫌なことが起こってしまう展開は好きなんですけれど、こう、「理解できない」とか「理不尽」の方が怖いかなーという気がする。なのでエリーが普通に喋ったり、狡猾になっていたのは、怖さ半減だったなあ。
ホラー映画で絶対惨劇が起こるにも関わらず、おじいちゃんと女の子の交流にほっこりしてしまった。
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なんもしない人を貸し出します。簡単な受け答え以外できかねます。そんな文言で活動を始めた「レンタルなんもしない人」。交通費と食事代(かかれば)をもらえれば基本的に無料で依頼に応じている。このサービスがツイッター上で脚光を浴び、様々な依頼が押し寄せて……。

レンタルなんもしない人、の実話を脚色したドラマ。本はある程度読んでいます。
実際にあった依頼を脚色したもので構成されており、特に初期にあった印象的な依頼、クリームソーダを飲む、離婚届の提出に同行する、ベビーカーで外出する、婚活を振り返る、などがちゃんと登場します。
見ているとなんだか増田さんがレンタルさんそのものに見えてくるから不思議ですね。はっきりとは描かれないものの、アンチに対するレンタルさんの過激なところがちょろっと匂わされていて、ちょっとおかしかった。後、レンタルさんのことをあまり知らず、ただドラマを見ている人が「この人どうやって妻子と生活してるんだろう?」というところをドラマの物語としてしっかり描写しているところに感心しました。見る人のこと考えて作ってるなあ。
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20世紀末。ヘルシング卿インテグラが率いる「ヘルシング機関」に、吸血鬼でありながら吸血鬼を狩るアーカードと、彼によって吸血鬼にされた府警セラスがいた。ヘルシング機関と敵対する、ヴァチカン及びその直属「イスカリオテ機関」や、ナチス残党による組織「ミレニアム」との戦いの先にあるものとは。

2006年のOVA版。原作にほぼ忠実。なので後半は怒涛の戦闘シーン。ぐちゃぐちゃです。
だからちょっと甘くて切ないシーンがあると、きゅん……とするんですよね。インテグラ、好きだわー。女傑の行く末が見届けられて大変満足。
原作絵に似せてあるので画面がとても派手でごっつくていい。これ、大画面で見たらめっちゃ楽しいだろうなあ。あと声優さんが豪華なので大変耳が幸せでした。
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手帳と文具の本。手帳はただスケジュールを書くだけじゃなくて、出費をつけたり、パスワードノートを作ったりって色々使い方があるんだなあと目から鱗が落ちました。
またカラーなのでどのページも楽しげ。すごくノートが書きたくなりました。
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いま、「子どもを守る仕事」、すなわち児童福祉の仕事が見なおされています。社会がゆがみ、その悪影響が未来ある子どもに及んでいるからです。本書では、保育士、教員、児童養護施設職員、児童相談所職員、里親など、子どものいのちと生活を守る職業の魅力と意義、働き方を考えます。(裏表紙より)

児童福祉について、対談形式で考える本。日本の児童福祉の歴史、現在の状況、児童福祉に求められる力、考え方について。
前線にいる人たちの問題提起は、重いなあ。実際の支援が行き届いていない、あるいは見当違いの方向に進んでいると感じる。そして子どもを支援する状況の根っこには、貧困問題がある。このコロナ化の状況でそれがますます加速するのを思うと暗澹たる気持ちになる……。
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キングジムは、アッと驚くような独創的な商品開発に挑戦し続けています。その傍らでひっそりと開設したのが、私が担当するキングジムの公式ツイッター公式アカウント(@kingjim)です。本書は、不器用ながらも、ありったけの勇気を振り絞って続けてきたツイッター運営の10年の軌跡をお伝えします。(カバー折り返しより)

企業アカウントで好感度が高いのは、というと恐らくキングジムも上がってくるのだと思うのですが、その中の人が、どのようなきっかけでアカウントを始め、ツイートを工夫してきたか。また企業にどのような形で還元できたのか、という話をまとめたもの。
すごく面白くて、広報の仕事に対する中の人の意識の高さが眩しくて、勉強になりました。何故あんなに見ていて楽しいのか、面白いなあと感じるのか、というわけが理解できて、内輪だけで楽しまないとか地道にかつ楽しんでツイートするなど、心がけて実践していこうと思いました。
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ぼくたちは、故人さまが「どう生きてきたのか」を知る仕事。そして、遺されたひとたちの「どう生きていくのか」を支える仕事なのです。(カバー折り返しより)

納棺師当事者が仕事について語る本。父親が映画「おくりびと」の技術指導をした納棺師で、幼い頃からその仕事を見てきた木村さん。納棺師になるのは自然なことだったけれど、少しずつ納棺の仕事に疑問を持ち始め、故人様とご家族に向き合う会社を設立する。
テレビ番組で特集されたんですね。文中に出てきた納棺師の学校のこと、すごく気になるなあ。
納棺師という仕事なだけに生死を強く意識する日常で、この人は自分がどう生きたいのかをちゃんと考えて実行している人なんだなあ、と思いました。そんな風に考えて生きられる人がどれだけいるんだろう。私も、こうなりたい、こう生きたいという思いを成し遂げられる人生を送りたい。
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Author:月子
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