読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
左遷された軍人ウリセスは、嫁レーア、家出してきた妹ジャンナとともに、ゆっくりと田舎の生活に馴染み始めていた。そこへ舞い込んだ、部下エルメーテとジャンナを巡る騒動。静かな日々が、にわかに騒がしくなっていく——(帯より)
強面の最強軍人ウリセスと、生まれも育ちも田舎で純朴ながら芯に強さを秘めたヴァレーリア、ぎこちないながらも夫婦になっていく二人の物語、第二巻。
これを読むと、家族になるって難しいなあと思うと同時に、微笑ましいなあという気持ちになります。お互いの大事なものを理解し、心を尊重し、一緒に生きるってとてもとても難しい。血の繋がりがあるからうまくいくわけでもないけれど、いろんな縁が繋がっていって主役夫妻以外の人たちの世界も広がるのが読んでいてすごく楽しい。
今回は以前敵対した相手と再び剣を交える展開があり、そう遠くないうちにウリセスが都のごたごたに巻き込まれそうな気配を感じました。でも乗り越えられるって信じてるよ!
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