読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
地獄に落としたい相手を、午前零時になるとアクセスできる地獄通信に書き込む、すると地獄へ落とすことができる、という都市伝説があった。女子高生の美保は、話が合わないクラスメートたちと過ごすのに疲れつつ、自分の好きなアーティスト・魔鬼のライブへ行く。そこで痴漢にあったところ助けてくれた遥の奔放さと魅力に惹かれていく美保。やがて美保は遥のために地獄通信に書き込むが……。
アニメは視聴済み。地獄少女の扱い方がちょっとアニメと違う気がしますが、これはこれで面白かった気もします。
ちゃんと少女漫画雑誌のホラー作品の映像化っていう印象なのは、地に足ついた設定と突飛な設定が上手く組み合わさっているからかなあ。クラスや友達に馴染めないというリアリティと、ライブに行った先で知り合った子と友達になって、彼女がアーティストと接近して、そのアーティストが実は悪人かつ狂信者でというもりもり設定。地獄通信によって人が死ぬものの、本当に怖いのは人を呪う人間であるという描き方も面白いと思いました。閻魔あいちゃんは求められるままに地獄に落としているだけなのでね!
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