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読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
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五人の若者が山奥の古い小屋で楽しく過ごそうと、曰く付きだと匂わされたにも関わらずやってきた。だがそこで古びた日記を見つけたことで、次第に状況がおかしくなっていく。そして犠牲者が現れるが、このすべてはある人々によって巧みに計画されたことだった。

浅慮な若者たちがタブーに触れて次々に殺されるホラー、と思いきやそこに思い切りオカルト要素を加えてB級にしたよ! という作品。若者たちが殺される理由が邪神復活を阻止するためで、世界各国で行われている習慣だっていうのさすがに笑ってしまった。しかも成功と失敗数を競い合っているの滑稽でしかない。色々オマージュも仕込んであるようだし、本当に邪神復活を阻止する気ある? ないよ! というのを全アクセル全開でやっている。そういうの嫌いじゃない。
なので映画の内容としてはホラーもののセオリーを監視役たちと一緒に笑い、そうやって笑っている監視役たちを滑稽に感じる構造。深く考えるな、感じろの世界。頭空っぽにして楽しく見ました。
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あるところに天才的な才能を持つ魔女がおりました。名前はイレイナ。十五歳という若さで魔女になったイレイナには、魔女になるきっかけとなった『ニケの冒険譚』に憧れ、旅をするという夢があった。だがその才能をよく思わない魔女たちは師となってくれず、風変わりな魔女フランのもとに押しかける形で弟子入りするも、何故か雑用ばかり言いつけられる……やがて旅立ったイレイナは魔女として様々なものを見聞きして。

表現とか諸々は全然違うんだけれど、物語の構成としてはポジティブな「キノの旅」だなあという印象でした。こういう形で受け継がれているんだなあという気持ちで楽しく見ておりました。
天才魔女、美少女という属性を持ちつつも、中身は普通の十代の女の子で、自分が関わった人や物事が悲劇的な結末を迎えることもしばしばあるのがリアル、かつイレイナの魅力をとても強く表しているように思います。そういうものだという達観することはなく、力不足を嘆き、慟哭し、落ち込む。そういうところがとても良い。
主に登場する人物がみんな魔女なので、女性同士のやりとりが多いのもとっつきやすいのかな。百合というかそういうものが好きな層へ向けたアピールを強く感じるのは、レーベル読者への配慮を感じないこともないけれど、原作は未読なんですがエピソードが面白かったので気になっています。
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彩雲国、紅家の令嬢、紅秀麗は初の女性官吏として国のために邁進する。だが茶州で謎の奇病が流行したことをきっかけに窮地に追い込まれてしまい……。家とそれぞれの思惑が交差する中、秀麗は知り得た人々と絆を持って立ち向かう。

茶州の流行病から始まり、こう、最終的な黒幕的なものがちらっちらするんですが、制作時点で原作が完結しておらず途中まで。wikiのあらすじを読んでいるとここから最後に向けてぐわーっとくる感じなのに、惜しい。とっても。
原作は1巻と2巻だけ読んだだけなのでアニメだけの印象になるんですが、こんなに中華系官僚もの、かつ神仙にまつわる込み入った長編だったんだなあと感嘆しました。「貧乏令嬢、お給金を求めて後宮妃になる」から始まった話とは思えない。きっかけはどうあれ秀麗はずっとひたむきに女の身で自らの力で政治や民と向き合おうとしたんだなあ。
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舞台は京都。クラブの後輩の「黒髪の乙女」に想いを寄せる「先輩」がいた。個性豊かすぎる面々が引き起こす事件に巻き込まれ二人の距離は縮まっているようなそうでないような……果たして思いの行方は?

映像が楽しい作品。色彩や美術が独特で素敵なのと、京都の街の風景のリアルさ、描かれる荒唐無稽なシーンの組み合わせがめちゃくちゃバランスがよく、ものすごく森見登美彦の世界表現しているように思いました。
あと黒髪の乙女役の声優さんがめちゃくちゃキュート! めちゃくちゃはまり役できゅんきゅんしました。これは好きになるわー。
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東京、八丈島。高校生の娘、双葉が反抗期を迎えて生意気な態度をとるのに腹を据えかねた母、かおりは、その日から学校に持っていくお弁当を凄まじく手の込んだキャラ弁に変える。母の怒りを感じた双葉だが、残したり捨てたりするのは負けたことになると毎日意地でも完食。そんななか、進路をはじめとした変化が母娘に訪れ……。

原作は未読。劇中のお弁当、撮影用とはいえめちゃくちゃ手が込んでいるし美味しそうで見ていてお腹が空きました!
思春期の難しさと親の気持ちについて、最近別の方の本で触れたところだったので、いろんな母娘の反抗期を思うとなんだか、娘としては大変だったんだけれどお母さんも本当に大変だったんだなあ、すごいなあとしみじみしてしまう。めちゃくちゃ面倒臭いし邪魔くさいし腹の立つ生意気な子どもを、よく放り出さず面倒を見てくれたもんだ。同じこと、私も子どもにできるのかなあなんて思う。
お弁当生活最後の母の嫌がらせ弁当は、最高に素晴らしくて泣いてしまった。
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海とそこに生きる多様な生物を撮影した海洋ドキュメンタリー。

こういうネイチャー系の作品はあんまり見ないんですが、映像と音、ナレーションが心地よく、これ毎日寝るときに流したら睡眠映画になりそうだなあと思いました。
海の美しさ、怖さ、生命の強さと儚さと愛らしさ。ありのままだけれどこうやって作品になると、写真や絵画を順番に見ている感じがするのが不思議。見ていて心地いいんだけれど、実際にそこに行って風の温度や波のうねり、激しさを全身で感じたいなあと思ってしまう。
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誰でも手軽に撮れるデジカメ写真。撮影するのはいいけれどなんだかちょっといまいちなような……? という悩みを抱える人に、ちょっとした工夫やアドバイスを、いまいちな写真を添削する形で教えてくれる本。
本は2012年の発行なので、スマホカメラの性能がよくなり、加工アプリが溢れている最近の写真はもっと手軽に素敵な写真が撮れるようになったし、構図なんかも流行りがあると思うんだけれど、この本にあるような逆光やぼかしといった一般的なテクニックはやっぱり勉強になるなあと思いました。
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フジテレビのアナウンサーとして活躍し、50代も半ばを過ぎてフリーに転身。直後、ステージ4の悪性リンパ腫であることが発覚する。一時は死を覚悟するほどの絶望のなかで、家族や友人からの励まし、医療者たちとのかかわり、SNSへのメッセージ——小さな希望を積み上げ、がんで失った引き算を、足し算に変えていく。猛烈に働いていたときには見えなかった発見など、激動の日々と気づきをありのままにつづる。(カバー折り返しより)

アナウンサーの笠井信輔さんの闘病と家族、そして入院中に変化した世の中のことの話。
テレビを拝見していて知らない方ではなかったので、癌だと聞いたときはびっくりしましたが、画面を見ているだけではわからない葛藤や、家族とのやりとり、家庭の中の笠井さんがうかがい知れて興味深かったです。
インスタやブログで情報発信してしまうのは、やっぱりメディアの方だなあと思ったり。世の中の流れ的にバズった後は炎上というのも、この国の社会の縮図という感じでなんとも言えない気持ちになったり。
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劇団☆新感線の座付き作家、アニメーション「天元突破グレンラガン」「キルラキル」「プロメア」で知られる脚本家・中島かずきと、作品に関わった役者人、早乙女太一・早乙女友貴、新谷真弓、松山ケンイチ、堺雅人、朴璐美、梶裕貴、宮野真守、洲崎綾、藤原さくら、粟根まこと、上川隆也、福士蒼汰、十三名との対談集。

新感線は人生で一回生で見たいし、グレンラガンもキルラキルといったTRIGGER作品も大好きだし、と思って読んでみたんですが、中島さんのファンだけじゃなく作品のファンも必読という感じで、キャスト起用や俳優さんたちの仕事や心構えが語られていてとても面白かった!
また取り上げられている俳優さんたちがみんな存じ上げている方ばかりなのも、他のお仕事や出演のことを思い浮かべながら読めたので楽しかったなあ。
そうだったのかー! と思ったのが、上川さん。グレンラガン放送当時は何故起用されたのかよくわかっていなかったんですが、やっぱりあの頃アニメ好きなのは知られていなかったんですね。不思議だったんだよなあ、なんかすごくはまっているのが。
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王子様を待たないで。ダイヤもお寿司も自分で買いなさい。母が子どもたちに教えたのは、自らの人生に基づいた生きるためのエールだった。思春期の娘を見守る著者からのメッセージが詰まった一冊。

生まれ育ったところは、不良が多く、器量良しの女の子たちは早々と結婚するもすぐに離婚、あるいは子どもに手をあげる親になるパターンが多い。そんな家庭で育った西原さんは自立を目指し、失敗を経ていまがある。
書かれている話が、ありのままの現実。各家庭の経済格差が子どもの将来に影響するということが取りざたされているいまだからこそ、親になる人間は自分でお金を稼ぐことを前提で結婚や子どものことを考えなくちゃいけないし、子どもは子どもで自分で生きるすべを見つけ、王子様を待つんじゃなく見つけに行こうと。
そうね、そうだね、と思うところがたくさんありました。印象は、西原さんがあの頃の自分にかけたい言葉であり、娘へ贈るメッセージという感じ。面白かったのは思春期の娘を観察しているところ。多分実際はばちばちだろうし、本気でむかついてやりあうときもあるんだろうけれど、すごいなあと思うのは「かつての自分もそうだった」と思えているところ。大人になるとそういうのって忘れちゃうと思うんですよね。
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Author:月子
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