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読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
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ガイコツ書店員 本田さん(prime video)
書店員の本田は、日々仕事に追われている。お客様からの在庫問い合わせ、おすすめ本を尋ねられたり、クレームがあったり、外国人とのコミュニケーションを試みたり。本屋の中の人たちの日常アニメ。

原作は数巻読みました。
本屋さんあるあるが楽しい。激務だなあ……。しかし、描かれている書店が、たくさん社員さんがいてパートさんがいて、フロアがあって……という感じなので、きっと都会の本屋さんなんだなあ。その辺り、田舎者としては異世界的です。同僚のみなさんの言動も「こういう感じの人、なんかわかる」という感覚もあり、まったり見られて楽しかったです。
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鬼殺隊の隊員として、炭治郎たちは炎柱・煉獄杏寿郎が向かった無限列車の調査任務に合流する。煉獄の凄まじい強さに、無事任務終了、と思いきや、それは鬼が見せる夢の罠で……。

泣いたよね。周りからすごいすすり泣きが聞こえて、こんなにも熱く激しく強さを示してみせた人の物語は胸を打つんだなと思いました。
漫画も面白いんですが、映像がまったく原作の面白さを殺していないのが本当にすごい。動いているから、音楽があるから、声がついているからという魅力が物語のよさを増しましにしていて、すごい。
個人的に原作でもどきっとした煉獄さんの「こっちへおいで」がものすごい破壊力でした。号泣しながら胸をときめかせていて呼吸困難でしたよ……。
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死の間際、悪魔・バルキネスと契約することで生き延びた少女・アリーチェ。彼女は復讐をとげるため史上初の女教皇となることを誓い、ついには司祭枢機卿として教皇候補に上り詰める。一方のバルキネス、その正体は神の怒りをかい地上に堕とされた元天使だった。期限までにアリーチェの命を手に入れなければ悪魔のまま消滅してしまう。だが、バルキネスは彼女を愛してしまい…!? 恋と野望のファンタジー・ロマンス!(裏表紙より)

堕天した悪魔と、清らかな心を持ちながらも神を信じない少女。悪魔バルキネスの力を用いて別人に成り代わり、ついに十代にして枢機卿にまでなった。教皇になるための足がかりとして、自らが推す人物を教皇にしようと会議に望むも、不審な死が続き……。
信じるとは。父や母とは。愛とは。宗教と退廃の色濃い場所で、それでも心を救ってくれた人たちのため、自分のため、そしていま自分を思ってくれる人のために進むアリーチェやバルキネスが愛おしい。二人が出会ったのは運命だったのかなあ。最後まで寄り添いあって生きたようで本当によかった。
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異邦人の母を持ち、その美しい容貌と智、そして力を兼ね備え<獅子の子>と呼ばれた王子アレクシオン。かつては大陸に覇を唱えた古き王国エルドを、その聡明さと異貌がゆえに父王からも忌まれ、身分を捨て、出奔することになった悲劇の王子。いまは亡き、母が残した唯一の形見である緋色の剣と己の出生の秘密を求めアレクは旅立つ。本格ヒロイック・ファンタジー開幕。(裏表紙より)

本格ファンタジー。美しくも賢く、武勇に優れた王子が、父や周囲に疎まれ出奔し、己のルーツを探そうとする。しかしその過程で、母の残した不思議な剣に導かれていき。
緋色の剣に謎があって、母親はどこの誰とも知れぬ美しい異邦人で、という宿命と寂しさが、もう本当に、本当に「ファンタジー!」っていう感じで楽しい。こういう主人公って不思議なくらい高潔で、かっこいいんだよなあ。
それだけに出奔の理由、冒頭につながる最後の話が切なかった。次の巻で謎は解けるのかな? 謎の魔女ヘロディアや暗殺者一族がどう関わってくるかすごく気になる。
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黒十字騎士団団長ヴィンセント王子との結婚を控えていた田舎貴族の娘フィーリア。彼女は、ヴィンセントが黒十字騎士団を率いて友好国の危機に旅立った直後、何者かに攫われてしまった! 遠い異国へ連れていかれたフィーリアは、ヴィンセントの助けが期待できない状況に陥り——。こんなことになって、ヴィンセントと無事に結婚なんてできるの!? 今度ばかりは絶体絶命? 溺愛ラブコメディ感動のクライマックス!!(裏表紙より)

「絶対あいつには頼らない!」と王都に上ってきた田舎貴族のたくましい令嬢フィーリア。「通った道はぺんぺん草も生えない」と言われる凶悪な騎士団を率いる第三王子ヴィンセント。素直になれないながらもお互いに思い合う二人が、ついに結婚! おめでとうございまーす!
いやーフィーリアはともかくヴィンセントはだいぶと家族と距離があるのでどうなるかと思いましたが、まさかの国盗り(違う)で終わるとは! いやーでもヴィンセントのカリスマ性と黒十字騎士団の面々がいれば、国は安泰かな……。父王も、王位はあげられないけれどちゃんと居場所を持てたヴィンセントに安心してたりして、なんて思いました。
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親友の自殺を目撃したことがあるという転校生の告白を、ある種の自慢のように感じた由紀は、自分なら死体ではなく、人が死ぬ瞬間を見てみたいと思った。自殺を考えたことのある敦子は、死体を見たら死を悟ることができ、強い自分になれるのではないかと考える。ふたりとも相手には告げずに、それぞれ老人ホームと小児科病棟へボランティアに行く──死の瞬間に立ち合うために。高校2年の少女たちの衝撃的な夏休みを描く長編ミステリー。(裏表紙より)

田舎町の女子高生が「死」を知っているという優越感を目の当たりにしたことから、それぞれ老人ホームと小児科病棟へボランティアへ行く。死を見る、知る、そのための行動がやがて様々な人々を巻き込んで連鎖していく。
いいねいいね! こういう、誰と誰が関係者で、この人が実はこうでっていう楽しさがありました。しかしやっぱりイヤミスなので、最後までうわー……という感じで。あからさまに名字が出ないので仕掛けて来るとは思いましたが、面白かった。少女同士の友情なのかなんなのかよくわからない繋がりもロマンだった。
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声優戦国時代を生き抜いてきた名優50人が語る「選ばれる」仕事術、そして「声で生きていく」道の厳しさ――。
創刊25周年を迎える『声優グランプリ』がお届けする、すべての声優ファン&声優志望者必読のバイブル!(カバー折り返しより)

2019年3月の本。雑誌「声優グランプリ」に掲載されたインタビューまとめで、二段組で細かい字が連なったインタビューが50人分。ものすごい読み応え。
こうして読んでいると、いまも第一線で活躍している声優さんたちはみんな先輩たちに導かれてきたんだなあということ。なんだかすごく「みんなで育てよう」という気持ちがあるように思えました。
プロフェッショナルって常に、自分に何ができるか、できないか。課題は何で、どんなことをできるようにしたいかってことを考えているな、ととても勉強になりました。気持ちが引き締まった。
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クビを宣告されたプライドばかり高い圭輔、自身の夢と家族との間で葛藤する武、やりたいことが何もない超現実主義の心花……。そんな彼らが、ど田舎のスーパーなどで働きながら、共に野球をするはめに。目標はまさかの全国制覇!? はみ出し者の彼らは、人生の逆転ホームランを放つことができるのか。かっこ悪くて愛おしい、大人たちの感動物語。(Amazonより)

めちゃくちゃ面白かった。最後感極まっちゃった。
プロ野球という輝かしい舞台を思い、あるいは憎み、それでも嫌えない、野球を愛した人たちが社会人野球で再生する。町おこしの一環として田舎にやってきた寄せ集めの集団が各々の物語を持って優勝を目指す。諦められない、俺はここで終わりなのか? という問いに対する答えがタイトル「ゲームセットにはまだ早い」なんだ、と思うと最後泣けて泣けてしょうがなかった。
試合の描写もわかりやすくて、手に汗握る。こういうドラマを野球好きの人たちは愛しているんだろうな、と思わせる熱を感じました。
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90人の書き手による締め切りにまつわる随筆集。文豪から現代作家まで色々。
言い訳する人から、やらなきゃなーと思いながら別のことをする人から、遅れたことはないと断言する人から、本当に様々。嫌な思いをする人がいたということも書いてあり、その辺りは時代だなあと思う。作家が偉そうにできる時代だったんですね。へこへこ原稿を取らなければならなかった編集さんたちの苦労を思う。
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かつて木挽町という町があって、そこに曾祖父が営む鮨屋があった。一代で消えた幻の店を探すうち、日常と虚構、過去と現在がゆらゆらと絡み合いひとつになってゆく。少年時代のこと、出会った本や音楽のこと、東京という町のことなど、日々の暮らしによぎる記憶と希望を綴った、魅惑の吉田ワールド。新たな書き下ろしを加えて、待望の文庫化。解説 坪内祐三(裏表紙より)

半分くらいまでは何故か読みづらくてなかなか進まなかったんですが、後半からだいぶと現実の世界の話に近付いてきたからか読みやすくなった気がします。そんな感想が出てしまうほど、エッセイなのに、どことなく虚構の日記のような、とりとめのない話や空想、思索といったものが繰り返されていて、エッセイ? ノンフィクション? とちょっとジャンル分けに困るような一冊でした。
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Author:月子
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