読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々

探しに来なさい――。
シンが聴いた〈レギオン〉開発者・ゼレーネと思しき呼び声。レーナたち『第86機動打撃群』は、その姿……白い斥候型が目撃されたという「ロア=グレキア連合王国」へと向かう。……だが。
それは生への侮辱か、死への冒涜か。
「連合王国」で行われている対〈レギオン〉戦略は、あの〈エイティシックス〉たちですら戦慄を覚えるほどの、常軌を逸したものであった。
極寒の森に潜む敵が。そして隣り合う「死、そのもの」が彼らを翻弄する――。
《連合王国編》突入のシリーズ第5巻!
雪山に潜む怪物たちが、
彼らに、笑みとともに問いかける。(カバーより)
戦場に在ることを選んだシンたちエイティシックスたちと、ともに戦うことを選んだレーナ。近付いたはずなのにうまく思いを伝えられずすれ違う。しかし人でありながら人でないものたち〈シリン〉とそれを駆るヴィーカとの出会いで、人とは何か、を考えるようになる。
なかなか縮められない距離がリアル。再会やその後のじれじれもだもだがよかっただけに、すれ違う二人に胃が痛い。がんばれ……がんばれ……。
またヴィーカとレルヒェもだいぶこじれた関係だなあ……。ヴィーカがヴィーカだからいまもこうして一緒にいられるのかもしれないけれど。
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