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花守の竜の叙情詩3 (富士見ファンタジア文庫)
「テオバルト。愛しているから、あなたを忘れる」
 囚われの王女アマポーラと、王位継承に敗れた王子テオバルト。支配した者とされた者として出会った2人は、長い旅の果てに恋に落ちた。だが運命は、二人が互いを守ろうとする気持ちすら弄ぶ。
 アマポーラのため、テオバルトは人外のものに。そんなテオバルトを救うために、アマポーラは彼の記憶を捨てた。それでもなお平穏は遠く、アマポーラは命を狙われ続ける。懸命に守ろうとするテオバルトだが、彼女はその存在すら拒むのだった……。
 たとえ同じ時間を生きられなくても、たとえすべてを忘れてしまっても、君を守る——。宿命の愛と冒険の三部作、ついに完結!!(裏表紙より)

面白かったー!! 面白かった! 私の乙女心がたいへん満足しました! これは少女小説好きにもすすめたいライトノベルだな!
お互いを思い、守りたいがためにすれ違ってしまう。月神と悪魔の戦いが二人に安寧を許さない。そんな中での、この必死に手を伸ばし、触れたいのに触れられないと一歩退いてしまうじりじり感がたまらない。切ないなあ切ないなあ!
アマポーラがいい子すぎると感じるところはあるけれど、この話はこれでいいよ! 姫だけれど芯の強い彼女が好きです。テオバルトとエレンの、歌のシーンは思わず涙が込み上げた。不器用な疑似家族、でも本当に親子である三人の、長い長い旅の終わりが幸せな結末でよかった。
本当に面白かった。ときめきました。
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