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暗闇の囁き (講談社文庫)
黒髪を切られ変死した女性家庭教師。そして従兄とその母親も眼球と爪を奪われて死んだ。謎めいたほどに美しい兄弟のまわりに次々と起こる奇怪な死。遠い記憶の闇のなかから湧き上がってくる“囁き”が呼び醒ますものは何か。『緋色の囁き』に続く異色の長編推理“囁き”シリーズ第二弾、講談社文庫に登場!!(裏表紙より)

面白かった! 卒論の準備のために伯父の別荘を借りた拓也は、近くの別荘に住んでいる二人の兄弟と知り合う。彼らに異常なほど厳しい父親、年齢の割に派手な叔母、その卑しい息子。そして心をなくした母親。複雑な環境にある彼らの遊び相手は「あっちゃん」なる人物だという。そのうち、その周りで奇怪な事件が起こり始める。
推理ものではないこういう小説も好きなのである。黒々として、少年たちの謎めいたところがとてもよかった。最後まで歪つなまま終わるのも好きだ。面白かったなあ。
でも結局、小学生たちの事件はどういうことだったんだろう。
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