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ぼんくら陰陽師の鬼嫁 (富士見L文庫)
 京都は左京区、哲学の道にほど近い公園で。何かと不幸な体質の野崎芹は、やむなき事情で住処をなくして途方に暮れていた。そんな彼女に手を差し伸べたのは、通りすがりの陰陽師・北御門皇臥。なんと彼の式神が視えた芹を、嫁に迎えたいということで……!?
 破格の条件につられ仮嫁契約を交わす芹。ところが皇臥は式神以外の能力がない、ぼんくら陰陽師だった! 怪奇事件にも逃げ腰で、悠々自適の生活のはずが家計がピンチ。ここに芹はプロの嫁として、立ち上がることを決意するのだった——退魔お仕事嫁物語、開幕!(裏表紙より)

仮初めの結婚と陰陽師。陰陽師はあんまり術者らしくないのですが、式神たちがとにかく可愛いあるいはかっこいい。あと人間は怖いけれど強いなと芹を見て感じました。
芹と皇臥のやりとりがすごく自然で心地よくて、微笑ましい。距離を縮めるやりとりってぎこちなさが出てしまいがちなのに、すごく日常の会話っぽく駆け引きしているように感じられて面白かった。ちょっと踏み込んだ台詞を口にしたときの気取った感じとか緊張感がすごくリアルで、この二人が進展していくのをもっと見たいと思いました。
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Author:月子
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