読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
柏木卓也は大出俊次に殺されたのか? 本当のことを明らかにするため、三年生に進級した藤野涼子は同級生たちとともに学校内裁判を開き、全員が納得できる判決を出そうと試みる。教師たちの妨害に遭いながらもついに裁判が開かれる。そこで出された判決とは……。
拍手。前後編どちらも二時間越えって長いなあと思ったんですが、まったく長さを感じさせなかった。
この積み重ねが裁判の判決を導き出して、それぞれの抱える罪を少しだけ軽くした。それぞれがそれぞれに納得できる形になったんじゃないかな、などと想像した。大人たちも救われただろうな……本当によかった。
中学生の真っ直ぐさが眩しく感じる一方で、大人たちがなくしてしまったものを感じさせるものもあり、けれど一欠片でも残っていることを思い出させてくれたりと、色々考える作品でした。
機会があったら原作読みたい。
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