読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
気品にあふれ優しい性格で人気の第一王女ナタリア。しかしその容姿は兄や妹に比べてかなり地味。それを内心恥ずかしく思っているナタリアは、幼馴染である近衛騎士のエドワルドに片思いをしていた。エドワルドとのダンスの練習に顔を赤らめるナタリアを、愛しげに見つめるエドワルド。焦れったい両片思いに周囲はヤキモキしていたが、ある時、隣国の美しい第二王子との縁談が持ち上がり……!? 愛され王女と幼馴染騎士とのロマンチックラブコメディ(裏表紙より)
ラブコメというよりラブロマンス(コメディもあるよ)という感じのぴゅあぴゅあなこじらせ片思いのお話でした。可愛い二人が結ばれてほっとしました。
兄と妹に比べて華やかさに欠けるものの王族としての気品や役割を果たす立派な第一王女ナタリア。かつての幼馴染で近衛騎士である不器用なエドワルド。この二人がちゃんと立場をわきまえていて、真面目だからこそ起こってしまうすれ違いにやきもきしました。というかやきもきってこういうことかっていうのをじっくり味わわされました笑 もう完全に好きじゃん! なのにすれ違う! じれったい! っていう展開で最後まで気が抜けなかったです。
だからこそラストは万感でした。新婚生活も幸せそうで何よりです。
準主役のフィンとマアサの二人も落ち着くべきところに落ち着いてよかった。結局みんな純情なんだよなあ。はー本当に可愛い……。
幸せな読書でした。ごちそうさまでした!
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