読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
どこにでもいる、ごく普通の女子高生だった。昨日までは——目を開けたら異世界だった主人公、知夏。そこで知夏を助けてくれたのは、格好いいのに暴君的で、体罰上等な青年、胡汀だった。現代っ子でヘタレな知夏だけど、なぜか呪いの式陣も簡単に解いてしまって!?「この阿呆鳥、それほどまでに調教されたいか」神様にだって立ち向かう、常識外れな少女の伝説開幕!!
ウェブで750万PVの大人気作家ia、新PNでビーンズ文庫初登場!!(裏表紙より)
目が覚めたら異世界でした、という異世界召喚物語の第一巻。若干、この方の一人称文体が苦手なので、大丈夫かなーと思いながら読みましたが、序盤はかなりきつかったものの、中盤からだいぶと慣れてはまってきました。でも、かなり知夏のテンションというか言動がふよふよ(ツッコミ体質というか、キャラっぽい言動?)しているので、それはちょっとしんどかった……。
古代日本を下敷きにした異世界で、中盤までどういう方向に話がいくのか分からなくて、ここはどういう世界なんだろうと戸惑ってしまいましたが、キーワードとなるのは、天つ女神と女神の天馬、女神を孕ませた大犬の神話と、その末裔たる女神の巫女・緋宮と大犬の末裔であり人を害す魔獣・滸楽……ということでいいのかな。おらわくわくしてきたぞー! 異世界召喚少女らしく、ぜひ世界を変革してもらいたい!
胡汀が何故そんなに知夏を構うのかがちょっと分からないので、胡汀に秘密とかないかなーとか、白雨ははやくデレたところを●RECさせて! とか、伊織は果たして緋剣入りするのかとか、続きがとても気になります。二巻発売が決まっているようなので、読むぞー。
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