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読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
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銀狼王の求婚 箱庭の花嫁 (一迅社文庫アイリス)
エレンシア姫が求婚されたのは、忌み神を宿したと恐れられている、美しく冷酷な王・フレドリクセンだった。けれど、エレンシアにとって彼は、厳しくも優しい初恋の相手。幸せな結婚を夢見るエレンシアだったが、フレドリクセンは力に翻弄され、恐ろしい銀狼王になっていた! 彼の『生贄の花嫁』となったエレンシアは、元に戻って欲しいと奮闘するが…。忌み神に蝕まれた孤独で強大な王と、閉ざされた箱庭の姫の心の行方は——?(裏表紙より)

『守られる姫君』の演技が得意な美しい姫と、強大な力を持つ傲慢で凶悪な国王のラブロマンス。『死神姫の再婚』の小野上さんだけど、真面目な話だろうなと思っていたら、きょうだいの確執がいつも通りの小野上さんだったり、ヒロインよりヒロインらしいラクノがいたりと、随所に小野上さんらしさがちりばめられていて、うっかり笑ってはいけないところで笑ってしまった(ど……いやなんでもない)
下敷きが北欧神話の世界なのでラスボスが誰かなのかすぐ分かってしまったんですが、北欧世界観の少女小説をめずらしく読んだ気がしました。
ヒーローがどう読んでも極悪非道で、お前情緒不安定もいいところだぞ! と言いたくなるくらいのひどさだったので、ヴィルフレドとエレンシアが可哀想になってしまった。エレンシアはいいこだ……。最後にヒーローの本音がちょろっと出たところで、もうちょっと続きを読みたいなあ! と思いました。
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