読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
能町みね子、2×歳。都内の某会社でOLとして働き始めて3年、実はまだ「チン子」がついています。会社の人は誰もそのことを知りません……。オトコ時代について、恋愛のお話、ドキドキOL生活など、大人気脱力系イラストエッセイ本『オカマだけどOLやってます。』シリーズを再構成し、一冊にまとめた完全版。解説・宮沢章夫(裏表紙より)
『くすぶれ! モテない系』の能町さんのエッセイ。こっちの方が『くすぶれ!〜』より先の話。まだ能町さんが「リフォーム」していない頃の話。
こうして男→女になった人のエッセイを読んでみると、自分がいかに無意識にしている生活に女性があるかっていうのを思うなあ、と思ったのが「はじめてのOL生活」の章。苦悩も書かれているし、実際の悩みはすごかったのだと思うのですが、能町さんの文体はあはは……と地味に笑っている印象があるなあ。読んでいて静かに笑ってしまう。落ち着く……。
どうでもいいんですがすごく地味にツボったっていうかときめいたのが、久しぶりに会った高校時代の友達に男言葉で喋っているイラストです……いや、初対面に人にはほぼ女性と思われるのに男言葉で喋っているっていうのが想像すると胸きゅんっていうかなんかもうよくわからないけどとにかくときめいてしまった。「オマエねー」が多分ツボ。
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