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読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
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白と黒のバイレ  白き、時の流れにのせて (角川ビーンズ文庫)
「待っていろ。時が満ちればそなたを迎えにいく」国一番の魔術の使い手・ブランカ姫は、魔王・マルディシオンとの戦いに敗れ、人の3倍の速度で若返る呪いをかけられる。それから1年半。ついに12歳の肉体となったブランカは、呪を解く術を求め、不遜な凄腕の騎士・セロを連れ国を出た——「どこまでもついていく。俺がお前を守ってやるよ」呪われた美姫が騎士と共に挑むのは魔王か、宿命か!? 運命と踊るネオ・ゴシックファンタジー!!(裏表紙より)

剣と魔法の恋愛ファンタジー第一巻。美姫であり始祖ほどの魔力を持ち、頭の回転も速い姫君ブランカ、幼馴染みで防魔と呼ばれる対魔力の変異種であるセロ、ブランカ絶対の侍女リリアナの、解呪の旅という感じのシリーズだと思っていたんですが、そう簡単にはいかない様子。国家間の思惑が絡んでこりゃ大変だという引きで! 文章は淡々としてなのにみんないいキャラしてて、瑞山さんの小説はいいなあ。読んでいて安心する。内容は、うおおおおどうなるんだよおおとはらはらさせられてしまうんですけど!
一人称が「わたくし」のヒロインは実はあんまり好きじゃなくて、なので今回セロがすっごい好きです……。ブランカとセロが近付くシーンはきゃーってなる。軍服きゃー!! でもわたくし一人称でもブランカは大人ブランカがすっごいすっごい好きだな! マルディシオンとのシーンはときめく! 魔王と呼ばれる人物が悠久の時を生きて「さびしい」とかこいつ!! ってなった。私はこういうキャラが好きなんだなと自覚してほんと恥ずかしい。なのに本命のセロもかっこいいとかほんと反則。
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