読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
2010年1月から2011年8月まで「本とも」に収録された20編のエッセイと、書き下ろし1編を加えた、動物物語とファンタジーに関するエッセイ。
荻原さんの子ども時代や読書体験、動物に関する思い出を交えて、動物物語について語られています。興味深かった! 何編かはネットで読んだような気がするのですが、全部通して読むともっとずっと面白かった。
書き下ろしである「もの言うけものたち――ファンタジーの水脈」が非常に印象的。荻原さんの生涯のテーマなのかなあ。
何気なく菅野よう子さんの話が出てくるのが好きだ。菅野さんの創作感覚の話がちらっと出ているのですが、ファンとしてははああああ……! と震えてしまうくらいどきどきしてしまった。言葉と音楽。コミュニケーション。感覚が全然違うんだあ……! と。
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