読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
たそがれ屋敷には儚げな奥様と二人の娘、二人のお手伝いさんがいる。スゥとルゥルゥの姉妹は、新しくやってきたお手伝いのルチアさんが、自分たちが宝物にしている水色の宝石に似ていると思い、更にルチアさんが光って見えることに気付く。ルチアさんがどうして光っているのか知りたい二人は……。
挿絵がいいなーと思いながら読む。幼い姉妹が光るルチアさんの謎を解きたいと行動する物語で、がっつり分厚いわけではないのですが、暗示的で面白いなあと思って読みました。姉妹と出会うルチアさんの娘・ボビーと、三人がそれぞれに幼い時代を過ぎて新しい世界に一歩踏み出すお話でもある。そして、ここではないどこかに思いを馳せる物語でもある。
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