読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
皇宮騎士ベルダの処遇に不満をもつ〈剣ノ舞姫〉ルーナは、イシュトからとある取り引きをもちかけられる。それはイシュトと結婚して、子供を産めば、望みをかなえるというもの。あまりの衝撃に唖然とするルーナだけど、イシュトはいたって真剣。大激怒したルーナは、皇宮から脱走をはかる。だがそこで、イシュトを皇帝位から失脚させるための密談現場を目撃してしまい!? クールな舞姫の災厄生活、急展開の第3弾!!(裏表紙より)
本文と内容紹介がちょっと違う。実際は「結婚したら」という取引があって、その後切羽詰まったような「子供を産めば」という取引に変わっています。そんな段階を踏むイシュトの取引なんですが、前述したようにだいぶと切羽詰まった感じがあって、病んでるけれども不器用な人間だなあという気持ちが読んでいて強くなってきました。生きかたを知らない人が一生懸命、ルーナをつなぎとめようとしているように思えてきて、イシュトももうちょっと情緒を育てて、ルーナはもうちょっとイシュトのいいたいことをいい方向に読み取ってあげられるように頑張ってほしいなあと思いました。
次で最終巻。幸せになってほしい。
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