読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
男に生まれたのに、聖レーミッシュ帝国の皇女として育てられた〈麗しの薔薇姫〉アレク。舞踏会兼見合いの本日、着飾らされていた彼の許を訪れたのは、婚約したばかりの異母姉だった。聖祓魔師としてひそかに帝都を訪れた彼女は言う。「藤花選帝侯国に悪魔が出た」と。多忙の第二皇子には事実を隠し、祓魔のためその地に向かったアレク達一行。しかし、藤花選帝侯国都の大司教らはなぜかアレク達に非協力的で……? 王宮ファンタジック・ロマン第四巻!!(裏表紙より)
藤花選帝侯国での悪魔事件に関わる中編と、ギィとノエルの挿話めいた短編、それからまだユーディット皇后が生きていた頃の子どものアレクとジークの短編。アレクが元に戻れるのかという本編は最後の布石という印象を受けたお話でしたが、にやにやしたのはギィとノエルの不器用すぎるやりとりでした。手を握ったり隣に座るだけでこんなにぎゃーぎゃーなってたらその先どうするつもりなんだろう(にやにや)
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