読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
本人の意思や傷病でなく、保護者の都合により保育所や学校に通えず社会から「消されて」しまった子どもたちの実態を調査・報道するために2014年8月、報道局の記者・ディレクターにより結成。同年12月に放送されたNHKスペシャル「調査報告"消えた"子どもたち〜届かなかった『助けて』の声」は全国に衝撃を与えた。(裏表紙より)
放送に際して取材されたものを元に書かれたもの。虐待などのネグレクト、貧困によって社会から消えるようにしてこぼれ落ちてしまった子どもたち、当事者の声が書かれています。
彼女たちはぎりぎりなんとか救われた側で、一方で救われずに命を落としてしまう子どもたちもいて……。その原因については言及せず、ただ現実にこうして存在しているのだということが書かれているんですが、ナミさんが講演をしたように、こうして「消えた子どもたち」の存在はあるんだということを知ることは大きな意味があると思う。知っていると知らないではまったく違うんですよね。
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