読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
すべての生きづらい女子たちへ。夫の不倫を謝罪する妻、男以上に成功するなというダブルスタンダード、女子力や女性の活躍という言葉に覚える違和感。日本に生まれた女子たちが生まれながらにかけられた呪いを紐解く。
すげえ本を読んだぞ……という気持ち。ジェンダーに関する私自身のもやもやをすごく的確に語ってくれていて、ああーそうなんだよーそうなんだよー! とぶんぶん頷いてしまう。
この国の中にある「女だからなんとかかんとか」っていうのがずっと昔から違和感で、同時に「男だからなんとかかんとか」もすごく嫌悪感があって。個人を尊重される時代だからこその何かにならなければいけない閉塞感はあるけれど、生まれついた性別だからこうしなければならない、ああしなければならないって変じゃない? って思う人はやっぱり増えているんだなあ。
すごく印象的で象徴的なエピソードとして「生まれ変わったら男になりたい? 女になりたい?」という問いかけのやりとりが書かれているんですが、ここで「女! だって男って大変そうじゃないですかー」と答えて男性を頑張っていると持ち上げてあげなければならないのだというのが、もうすっごくすっごく気持ち悪かった。なんだそれ。なんだそれー!!(地団駄)
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