読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
「俺とお前は今日から敵同士だ。殺し合おうぜ」終戦後、久々にランセからの誘いを受けたロディア。待ち合わせ場所へ向かったロディアが見た光景は、海賊船を率いるランセの姿だった!!「——俺にさらわれるか?」と囁くランセをきっぱりと退ける。そして海軍軍人として自らの手で必ずランセを捕まえる決意をしたロディアは、マディス王国初の女性艦長となり、再びレーン号に乗船する決意をするのだが!? 波乱の新章スタート!(裏表紙より)
ごろんごろんごろん(転がる音)
かっこよすぎです。なのに切ないです。きゅんとします。
海軍もの少女小説の四巻目。アルモニアの消滅によってマディス王国に平和が訪れ、ロディアはランセたちレーン号の面々と会わないまま、半年ばかりが過ぎ……。
冒頭の目覚めやお茶会のシーンににやにやしっぱなしで、ランセに「——俺にさらわれるか?」と聞かれるところはときめきゲージがぐーんと上がる。それに対するロディアの答えがかっこよくて!
艦長として、一生懸命になっているロディア。そんな彼女は、結構普通の人より色んなことができてしまうので、多分精神的にぎりぎりだったんだろうなあ、と思った。でも一瞬、まじでランセが出てきたのかと思った……(あの人ならやりかねないという想像で)。それから、アルデアが本当に苦しい思いをしているのに、ものすごく転がりました。
そしてロディアがランセに追い付いたところで……まさか「追い抜いたー!!?(精神的に)」と思うことになるとは……。あれって追いかけてましたけど追い抜きましたよね、黙って俺に(以下略)ですもんね。死にたがりやは愛に包まれるべき! ロディアのどきどきが伝わってきそうなシーンもあり、盛りだくさんで、続きもとても楽しみ!
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