七十年代〜八十年代の代表的少女漫画を題材に、女性の愛と性について語る一冊。
内容がエッセイでもかなりハメを外した文体なので読みにくかった……。平成8年の本なので、かなり女性像が古い印象だけれど、述べてあるところは、女性に対する毒がいろいろ含まれていて興味深かった。女性は女という性を嫌っている、とか、一線を越えるということはパンツを脱ぐということだ、とか……。少女漫画黄金期に描かれた作品で、どんな内容、展開が少女たちを夢中にしたかというのを毒舌で述べていたり、その少女たちがどういう大人になるのかをやっぱり毒で切っていたり。
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