読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
コバルト文庫、「小説ジュニア」から「Cobalt」へ移り変わっていくところから、現在呼ばれている少女小説の変遷を見る一冊。非常に興味深く面白く読みました。「少女小説」という呼称がどうやって用いられるようになったのかというのをぼんやりとしか知らなかったので、なるほどなあと思った。
テーマは「少女小説」ですが吉屋信子まではあまり遡らず、「コバルト文庫」の誕生から現在まで、そしてその周りを取り巻くBL、ライトノベル、他少女小説レーベル、TLなどの話。知っている作家さんや作品の名前が出てくると「ほうほう!」とすごく面白く、ジャンルとしてどのように動いてきたのかを知ることができてたいへん興味深かったです。偉大な作家さんたちに思いを馳せました。
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