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封殺鬼―鳴弦の月 (ルルル文庫)
愛し抜いた女を喰らい鬼となった酒呑童子は、盗賊仲間と異なり己のみが年をとらず若い姿のままでいることに苦しんでいた。そんな時、安倍晴明と名乗る老陰陽師と出会う。彼は酒呑童子を本名の鬼同丸と呼び、その苦しみを分かっているようで…。そして晴明との出会いは、同じ不老不死の哀しみを抱える鬼・雷電との出会いでもあった。表題作『鳴弦の月』と、同じく平安時代を舞台にした『影喰らい』を収録。(裏表紙より)

桐子の時代よりも遡って、平安。安倍晴明と側に仕えていた雷電、のちの弓生と出会った、鬼同丸、のちの聖。そして時代を経て鳥羽法皇の治世、雷電と鬼同丸が仕える安倍泰親の話。
ふたりがとっても若い! いや異形だからまったく若くないんだけれども。彼らがまだ影に潜みきれず、迷い、悩む姿は実に若いと思いました。こうやって歴代の当主たちを見ながら、彼らは歳を重ねたんだなあ。
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Author:月子
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