読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
確信する。決心する。
彼は、わたしの運命の人だ。
バーで出会った兼業小説家・高崎に惹かれ恋に落ちた藍。酒に酔った高崎の言葉を「これは運命の恋」と信じ、彼と同居をはじめる藍だが、高崎という男は、多くの女に言い寄られそれを優しく受け入れても決して女を幸せにすることができない――そういう人間だった。しかしそんな高崎も戸惑わせる藍の無垢な愛情は、いつからか止まっていた高崎の筆を進める格好の題材となっていき……。櫻いいよが“恋”を知らない男と女の“愛”を描く、年の差恋愛ストーリー。(裏表紙より)
二十代半ばの女性と、五十代男性の、年の差恋愛小説。
人物の造形やストーリー展開が全部作り物めいていて、読んでいて怖かった。全部まるっとリアリティがないというか。こういう人いるいるっていうのもなければ、藍が高崎を好きになる理由も全然ぴんとこなくて、不思議な読み心地だった。
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