読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
恋人の心変わりが原因で別れたエリザベス。諦めきれないせいで、彼の家の向かいにあるカフェに通い、人気のないブルーベリーパイにアイスをのせて食べる日々。マスターのジェレミーはそんな彼女に次第に惹かれていく。だがエリザベスは元彼が新しい恋人といるところを目撃し、旅に出ることにした……。
傷ついた女性と男性が、一人は本物の旅に、もう一人は同じところで過ごし、変化を受け入れて再び出会うラブストーリー。地味なんですが嫌いじゃないです。人生にはそれぞれの旅があるというロマン的なものを感じました。
結構静かに描かれるんですが、エリザベスの旅がなかなか大きくて、これは彼女の行動力によるものなのか、それともアメリカという大国ではそれほど規模の大きい旅ではないんだろうか、と考えました。日本人としてはめちゃくちゃ距離のある旅をしているように思うんですが、ちょっと国内旅行みたいなノリなのかな、どうなのかな。
売れ残りのブルーベリーパイをキーアイテムにしているところがめちゃくちゃいいなと思いました。
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