読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
「愛している。もっとお前を独占したい」
強引に想いを伝えてくる兄の龍瞬。
「あなたを抱けるなんて、夢のようです」
優しく理知的な弟の寿峰。
二人から与えられる快楽に戸惑いながらも、心奪われていく晶蘭。
皇子兄弟に後宮で寵愛される夢のような日々。
周囲から隠れて行う悦楽の饗宴は、より激しくなるばかり。
ある日、宮殿内の陰謀に巻き込まれ、三人の関係が晒されてしまい!?(Amazonより)
敗戦国の公主(しかも妹)が幼い弟を守るため、戦に勝った国の皇子たちに命乞いをした。その行為が気に入られ、公主・晶蘭は皇太子・龍瞬の妃として迎え入れられる。愛し合う幸せな日々が続いていたが、ある日託宣によって晶蘭は『神后』に選ばれてしまう。この役目は建国神話に基づいて、「太陽」と「月」それぞれを愛し、受け入れるというもので。
というわけで女性主人公に対して男性二人という内容です。主人公は最後まで意思と矜持をしっかり持ちつつ二人を受け入れる選択をしたので、あまり読んでいて辛い気持ちにならなかったです。龍瞬と寿峰もそれぞれきちんと自分の愛情を示してくれたのもあったかもしれない。
しかし割と真面目な内容なのにこの紹介文だとただのエロ小説にしかならないよな……。その方が買ってもらえるんだろうなあと思うと寂しくなる。TL小説も読み応えがあってほしい。
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