読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
外国へ行くというママとパパから離れて、東京で一人暮らすことになった耳比古。新幹線で出会った、鴨を連れた占い師に告げられ、月の裏駅にある家に暮らし、高校に通うことになった。同時に、耳比古の好きな「エクソシストの少女」という物語も動き出し……。
現実と空想世界の出来事が交互に語られ、次第にシンクロし始めるお話。実はこういう話、うまく入り込めなくて苦手なのですが……収束する瞬間がとても面白かったです。その後のラストはちょっとどうかなとも思ったけれども!
耳比古は、暮らし始めた家についているという双子の幽霊の少女と関わることになるのですが、この子たちがちょっと薄気味悪くていい感じ。読んでると得体の知れなさにぞわぞわしました。
想定が素晴らしく美しくて、世界観にぴったりだと思いました。小口に青い印刷。表紙は青い髪に銀インク使用。本文は青インク。ところどころに小さなイラストカットが入っている。などなど。
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