読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
居酒屋「のぶ」の正面入口は、なぜか異世界に繋がっている。古都と呼ばれるその街には中世ヨーロッパのような、しかし全く別の文化が息づいていて、そこに住む衛兵たちや貴族、聖職者、ギルドのマスターなどが、今日もこの居酒屋の暖簾をくぐる。彼らは今まで味わったことのなかった“トリアエズナマ”という冷えた酒に驚き、未体験の料理に舌鼓を打つのだ。新感覚の異世界グルメファンタジー。(裏表紙より)
連作短編集。謎の居酒屋「のぶ」を訪れる人々の視点から、謎の「タイショー」と給仕の「シノブ」が出す料理を美味しく味わうグルメもの。
話が進むにつれて「のぶ」が古都に根付くように、しっかり異世界と関わってしまう事件も起こったりして、楽しく読みました。食べるものへの執着はすごいというか、人に愛される店ってすごいなあとか、いろいろ思ったけれど一番は居酒屋料理は本当に美味しいよなあということでした。揚げ物、食べたい!
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