読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
日本推理作家協会に所属する現役作家たちが、執筆する上で気をつけていることや考えていること、テクニックを、エッセイであったりインタビュー、対談などで語る。作家たちのアンケートも収録。
書くときに気をつけていること、シリーズが続くうちにどのように変化をつけたのか、過去作について語ったり、ミステリーのトリックを思いついたときの話など、いろんな作家がいろんな方法で話している一冊。インタビュアーが作家さんだと作品に対する思い入れや自我が出たりしていて読んでいて面白い。
「ミステリーの書き方」というタイトルではありますが、みんな違っていてどれが正しいというものでもないので、もし書いていく上で行き詰まったら、別方向で書いている人の方法を参考にしてみたり違う方法を一つ試したりということをするための参考書だと思います。少なくとも筆が進まないけどどうすればいいかわからないということはなくなるんじゃないかなあ。
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