読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
「親愛なるエヴァン・ハンセン」……社会不安障害のエヴァンはカウンセラーの勧めで自分宛の手紙を書いている。それを素行の悪いクラスメート、コナーに奪われてしまうが、次の日彼の両親に呼び出されたエヴァンはコナーが自殺したこと、二人が親友だと知らなかったと告げられる。誤解を解くことができず嘘を重ねるうち、エヴァンの行いは美談となり、どうしようもない状況へ展開していく。
社会に適応しづらい主人公が嘘を重ね、多くの人と交流を得て、最後に本当に大事なものとともに歩んでいくミュージカル作品。
ただただ嘘を塗り重ねられていく展開がきつく、劇中歌で緩和されるものの、行き着く先は破滅だよという気持ちで見てしまってだいぶしんどかった。なので不器用に生きる人たちの苦い青春物語としては満点だと思います。
エヴァン・ハンセンの歌声がよくってなあ。心の優しい、不器用で、悲しみを抱える、生きづらい若者の声をしているなあと歌に聞き入ってしまった。
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